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Anthropic「Claude Opus 4.7」提供開始 難しいコーディングに強くなった

2026年04月17日 11時10分更新

 Claudeが、また少し“任せられる相手”に近づいた。Anthropicは4月15日、最新モデル「Claude Opus 4.7」の一般提供を開始した。Opus 4.6の後継モデルで、特に高度なソフトウェア開発や、長時間にわたる複雑なタスクで改善が大きいとしている。APIの利用価格はOpus 4.6から据え置きで、入力100万トークンあたり5ドル、出力100万トークンあたり25ドルだ。APIでは「claude-opus-4-7」として呼び出せる。

 Claude Opus 4.7は、難しいコーディング作業への強さが特徴。プロンプトへの追従性が大幅に向上し、複雑で長いタスクでも一貫性を保ちやすくなった。自分の出力を検証してから返答する振る舞いも強化され、ユーザーが細かく監督していた作業を、より安心して渡せるようになったという。Opus 4.6やSonnet 4.6が解けなかった課題も一部クリアしたとしている。

 画像理解も強化され、高解像度画像では長辺2576ピクセル、約375万画素まで扱えるようになった。これは従来モデルの3倍超で、密なスクリーンショットの読解や複雑な図表の解析、画面操作エージェントの視認性が向上する。化学構造の読み取りや複雑な技術図面の解釈でも改善が見られたとしている。

 また、先週発表の「Project Glasswing」で示されたサイバーセキュリティ上のリスク対応の一環として、Opus 4.7では高リスクなサイバー用途を自動検知してブロックする保護策が導入された。正当な脆弱性調査やペネトレーションテスト用途の利用者向けには、新しいCyber Verification Programも案内している。

 一方、注意点も示された。Opus 4.7は以前より指示を“文字通り”に解釈するため、過去モデル向けに書かれたプロンプトでは意図しない挙動になることがあるという。また、トークナイザー更新の影響で、同じ入力でも1.0倍から1.35倍ほどトークン数が増える可能性があるとしている。

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