■ナビタイムジャパンが分析、市区町村別インバウンド滞在増加率ランキングを発表
ナビタイムジャパンは、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」の利用データをもとに、2025年におけるインバウンド滞在増加率の分析結果を発表しました。同社では、GPSデータおよび属性アンケートをもとに、訪日外国人の周遊状況や滞在傾向を継続的に分析しています。
今回の分析では、2024年と2025年の年間データを比較し、市区町村別の滞在増加率を算出しました。その結果、1位は宮城県岩沼市で前年比9.33倍、2位は沖縄県浦添市(2.55倍)、3位は石川県七尾市(2.47倍)となりました。
ランキング上位には、沖縄県の市町村が複数ランクインしており、2位の浦添市、5位の北中城村、9位の豊見城市、10位の南城市と、4つの自治体がトップ10入りしています。また、福岡県八女市や奈良県生駒市なども上位に入っています。
1位の岩沼市では、金蛇水神社での滞在が多く確認されており、特に中国や香港、台湾からの観光客に人気があるとされています。また、仙台空港の利用者が多く、周辺の仙台市や松島町、山形市などを含めた広域周遊が確認されています。
3位の七尾市では、和倉温泉や能登食祭市場、のとじま水族館などでの滞在が見られました。2024年の能登半島地震の影響からの回復や、欧米観光客による自然・ウェルネス志向の旅行需要が背景にあると分析されています。
7位の北海道美唄市では、冬季に滞在者が集中し、雪体験施設「Alpen SNOWLAND 美唄」での利用が多く確認されました。特にシンガポールやマレーシア、フィリピンからの観光客が多く訪れているとされています。
また、ランキング全体では大型商業施設での滞在も多く確認されており、浦添市の商業施設や北中城村のイオンモールなどが主要な滞在スポットとして挙げられています。
今回の分析から、訪日外国人旅行者は都市部にとどまらず、地方都市を含めた広域周遊を行いながら、日本独自の文化や自然体験、ショッピングを組み合わせた多様な旅行スタイルを取っていることが明らかになりました。同社は今後もデータ分析を通じて地域の魅力発掘と観光活性化への貢献を目指すとしています。
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