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楽しい旅行を始めるために要確認!

春の旅行シーズンは切符予約、高速道路ETCなどの詐欺メールがあなたをロックオン

2026年03月28日 07時00分更新

桜の開花とともに観光シーズン到来!

長期休暇の前後は詐欺メールが増えます

 3月も半ばを過ぎました。学生は春休みに突入し、旅行や帰省もしくは引越しなどで交通機関を利用する機会が増えるかと思います。同時にこの季節は、その交通機関にまつわる詐欺が急増するタイミングでもあります。よく見かける詐欺の手口と対策をここで再確認しておきましょう。

突然チケット予約サービスから解約予告が!?

 例年、長期休暇シーズンには航空機や列車の予約サービスを騙った詐欺が急増します。

 具体的には、JR東日本のえきねっとやJR西日本のWESTER(どちらもチケット予約機能を含むサービス)を騙り、「自動退会処理されたので個人情報を再入力せよ/24時間以内にアカウント情報を再入力しないと削除する」などとして偽Webサイトに誘導を促すフィッシングメールが確認されています。

 「せっかくの春休みに切符が買えなくなるのは大変!」と慌ててURLをタップするのは厳禁。どちらもクレジットカード情報を盗み取ることが目的の詐欺メールです。なぜなら、えきねっとおよびWESTERはアカウント自動退会を事前告知するメールを送信しない、もしくはすでに廃止しているからです。

 そのほかにも、ANAマイレージクラブを装い、「マイルの加算に失敗しているので個人情報を再入力せよ/このままだとサービスを制限する可能性がある」といったフィッシングメールを送り付ける手口も確認されています。

 メール内容が真実ならポイ活勢にとって一大事ですが、そもそもANAは暗証番号やパスワードなどクリティカルな情報を要求するメールは送信しませんので、個人情報を入力させようとするこれらのメールはニセモノです。気にせず削除しましょう。

ANA公式サイトより

高速道路の必需品と言えば「ETC」ですが……

 ETCカードはクルマでの長距離移動に欠かせませんが、長期休暇や連休の前後には、高速道路を管理運営するNEXCOやETC利用照会サービスを名乗るフィッシングメールも増加します。

 ETCカードが無効になったと慌てさせたり、サービス解約をほのめかしたり、保証金を要求してきたりといった内容で、最終的には偽Webサイトにクレジットカード情報を入力させようとする手口がポピュラーですが、対策は簡単です。どんな文面にせよ、完全に無視してメールは削除すれば良いだけです。

 「もし、ETCが使えなくなったら……」と不安になる気持ちはわかりますが、安心してください。NEXCOをはじめとする企業団体がクレジットカード情報の入力を求めることはありません。ちなみにETC利用照会サービスとは、ETCの利用状況を確認するための無料サービスです。金銭のやり取りは発生しません。

 当然、保証金も必要ありませんし、決済とも無縁ですので、Webサイトへの誘導を促して個人情報を入力させようとするメールはすべてニセモノと考えて大丈夫です。気になる人はETC利用照会サービスからの注意喚起を確認すると良いでしょう。

ETC利用照会サービス公式サイトより

 セキュリティ企業・マカフィーの調査によれば、日本人の4%が詐欺的なリンクをクリックした経験があるとのこと。繁忙期にもかかわらず妙にお得だったり、短い時間制限を設けて個人情報の入力を要求したりするメールやWebサイトは、まず疑いましょう。詐欺師たちはあなたを慌てさせて判断能力を奪い、罠に掛けようとしているのです。

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