MSI「MAG COREFROZR AA13 WHITE」レビュー
アンダー100W TDPのCPUに最適解! MSIが数年ぶりに放つ実売3000円台の空冷クーラー「MAG COREFROZR AA13 WHITE」の実力を試す
2026年03月27日 17時30分更新
MSIの「MAG COREFROZR AA13」は2025年11月にリリースされた空冷CPUクーラーだ。MSIの空冷CPUクーラーと言うとめずらしく思う方も多いだろう。簡易水冷CPUクーラーでは実績を積んでいるが、空冷CPUクーラーは前作から数年の空白期間がある。
MSIコンセプトで組みたい! という方もハイエンドユーザーからエントリーユーザーまでさまざま。ハイエンドユーザーは高TDPのCPUを組み合わせるから簡易水冷CPUクーラーでよかっただろう。しかし、アンダー100W TDPのCPUに簡易水冷CPUクーラーはややオーバースペックだし高価であるのも事実。そこにフィットするのがMAG COREFROZR AA13だ。定番の黒いモデルも販売されているが、ホワイトPCに合わせられる白いモデルもあるため、今回はヒートシンクとヒートパイプまで真っ白のMAG COREFROZR AA13 WHITEを紹介しよう。
空冷シングルタワーの王道スタイルを踏襲!
MAG COREFROZR AA13 WHITEはシングルタワーヒートシンク、4本ヒートパイプ、12cm角ファン1基を搭載するサイドフロー型のCPUクーラーだ。ARGB対応ながら3000円前後の価格帯で販売されており、簡易水冷CPUクーラーとしっかり棲み分けできている。この価格帯の空冷シングルタワーCPUクーラーは各社リリースしているが、基本的なところは完成し尽くしている感もある。単にカタチとして見るとMAG COREFROZR AA13 WHITEもそこを外れるものではない。
MAG COREFROZR AA13 WHITEのヒートシンクサイズは121×152×94.5(W×H×D)mm。シングルタワーの定番モデルと比べると、幅は若干小さめ、高さは同じくらい、奥行きが若干長めといったあたりになる。4本のヒートパイプは2本が中央寄り、もう2本が外寄りになるが、ケース前後方向の曲げはなくオフセットなし、ソケットに対して垂直に伸びている。パイプ径は6mmだ。見てのとおりヒートシンクやヒートパイプまでも白いため、ホワイトで統一したパーツで組み上げたPCにぴったりのカラーリングとなっている。
ヒートシンクのトップはシンプル。最上段にはトップカバーが設けられ、ヒートパイプの先端が突き抜けるデザイン。中央にはレーザー刻印によるドラゴンエンブレムがあしらわれている。ホワイトモデルの場合、ホワイト地にシルバーなので淡い印象だ。エンブレムがあるので、装着方向を間違えるということはないだろう。
また、ベースプレートを見ると、4本のヒートパイプが露出したダイレクトタッチを採用、間隔を空けて通されている。ソケットの長辺に沿ってヒートパイプを通すシングルタワー型の場合、4本が一般的だ。ただしヒートパイプの通し方は各社設計思想が現れるところ。4本でも密着させているもの、MAG COREFROZR AA13 WHITEのように間隔を空けたものがある。ダイレクトタッチの場合は平滑度、つまり加工精度がポイントになるが、そこはGPUクーラーで実績のあるMSIである。指で触れても段差を感じることはなかった。
マウンティングバーは、Intel用とAMD用に分かれている。このマウンティングバーを付け替える場合は、ベースプレート側にある2本のボルトで取り外し交換する。ここも空冷CPUクーラーでは一般的な手法だ。また、バックプレートへの固定方法は昨今のトレンドとは異なる。マウンティングバー側に装着されているスクリューの先端はオス。バックプレート側はメスになっており、スペーサーなどは介さず直接ボルト締めをする。部品点数と工数が少ないのがメリットだ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります










