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高コスパで人気のスマホ「POCO F8 Pro」は 最上位モデルを待たずに買うべきか?

POCO F8 Proのイイところ その4
ほどよく大画面で、画質も良好

 ディスプレーは6.59型の有機EL。ベゼルが細く、画面占有率が高いので、動画を観るときに臨場感を味わえた。本体がさほど大きくなく(横幅は約75mm)、約199gと軽く、画面サイズと本体の大きさのバランスが理想的と思えた。

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6.56型の大画面ながら、ベゼルが細いため、横幅は約75mmに抑えられている

 ちなみに、ディスプレーは「POCO HyperRGBディスプレイ」という新開発のものが採用されている。ディスプレーを構成する赤、緑、青のサブピクセルの配置を変えることで、実際には1.5K(2510×1156ドット)ながら、2K相当の高精細な表示が得られ、なおかつ消費電力も抑えられるとのこと。実際、明るくメリハリが感じられる画質で、使っていて心地よかった。

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写真や映像を楽しむデバイスとしても最適

POCO F8 Proのイイところ その5
Bose監修のサウンドも満足必至

 POCO F8 Proは、世界的なオーディメーカー Boseがサウンドを監修していることもセールスポイントとしている。設定画面で「ダイナミック」や「イマーシブサウンド」に切り替えることで、音に厚みが増し、迫力あるサウンドを楽しむことができる。

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サウンドの設定画面。Dolby Atmosが採用されており、Boseが監修した迫力あるサウンドに切り替えられる。好みの音質に調節できるイコライザーも搭載

 スピーカーは左右対称に搭載し、バランスよく音が広がる印象。一般的なスマホよりボリュームを大きくでき、音量を上げても音が割れないにも◎。イヤホンではなく、内蔵スピーカーを使うことが多い人には、大きなアドバンテージとなるだろう。

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上部にスピーカを搭載

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下部にもスピーカーを搭載。サウンドが均等に広がる

POCO F8 Proのイイところ その6
AI機能が充実&使いやすい

 シャオミは独自のAI機能にも注力し、「Xiaomi HyperAI」と銘打って、ミッドレンジ以上の機種に搭載している。POCO F8 Proもしっかり対応しており、多彩なAI機能を利用できる。

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多彩なAI機能を利用できることも利点

 たとえば「メモ」アプリで簡単に文章を作れたり、「レコーダー」で録音した音声を文字起こししたり、翻訳したり。知りたいことを素早く調べられる「AIに聞く」といった機能も備えている。「ギャラリー」にも、写真を拡張する機能や、不要なものを消去できる機能などを備えている。

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「メモ」アプリで、簡単な司令だけで文章を作成できる

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「レコーダー」は自動文字起こしに対応。文字起こし後に要約したり、さらに翻訳したりもできる

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検索窓の「AI」アイコンをタップして、知りたいことを素早く調べられる機能も便利

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独自の画像管理アプリ「ギャラリー」で、写っていない部分を拡張するなど、AIを用いた画像編集を楽しめる

 もちろん、Android標準の「Gemini」「かこって検索」なども利用可能。Snapdragon 8 Eliteのハイパフォーマンスによって、ほとんど待ち時間なく、検索や生成の結果が表示されることも利点だ。

POCO F8 Proのイイところ その7
飽きがこないデザインも魅力

 POCOのスマホは、斬新なデザインや質感のモデルもあり、好き嫌いが分かれることもある。だが、POCO F8 Proはシンプルかつスタイリッシュなデザインで、多くの人に好まれそうだ。

 筆者が借りたのはチタンシルバー。実際にチタンが使われているわけではなく、サイドフレームは金属(おそらくアルミ合金)で、背面はガラス。磨りガラスのようなサラサラとした手触りだ。

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カラバリはチタンシルバー、ブルー、ブラックの3色

 カラバリは、ほかにブルーとブラックがある。“他の人があまり使っていない” という独自性を重視するなら、明るく透明感があるブルーがおすすめだ。

強いて不満点を挙げるとすれば

 実際に使ってみて、操作感に不満はなく、むしろ「約9万円でここまで使えていいの?」と思うほどだった。強いて不満点を挙げるとすれば、おサイフケータイに対応していないこと。SuicaやPASMOをスマホで使っている人はメイン端末にはしづらいかもしれない。

 Qi非対応なのも気になるところ。個人的には、ワイヤレス充電にも対応させてほしかった。シャオミは「Xiaomi Ultrathin Magnetic Power Bank 5000 15W」というワイヤレス充電対応の薄型モバイルバッテリーを発売し、Xiaomi 15シリーズ、iPhone 17シリーズなどで使えるのだが、POCO F8 Proの背面にもピッタリ合いそうなので、そう思った次第だ。

【まとめ】Ultraを待ちたいところだが
Proでも十分満足できるデキ

 前モデルのPOCO F7 Proは、上位モデルのPOCO F7 Ultraと同時に発売された。よって、すでに海外では発売されているPOCO F8 Ultraの日本発売を期待している人も少なくないだろう。まだ、シャオミ・ジャパンからは発表されていないが、昨年来、日本でのPOCOのラインナップを強化しており、発売される可能性は十分にある。

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 Proの主な優位性は、プロセッサーが最新のSnapdragon 8 Elite Gen 5であること。ディスプレーがひと回り大きい6.9型で、望遠カメラが光学5倍、バッテリーが6500mAhといったところ。グローバルではProが576ドル~なのに対して、Ultraは729ドル~なので、価格差は約2万4000円といったところ。Ultraが日本で発売されるかどうかはわからず、市場の情勢によっては、端末価格が値上がりすることも予測される。コスパを最重視するなら、今、POCO F8 Proを選ぶのが得策だろう。

シャオミ「POCO F8 Pro」の主なスペック
ディスプレー 6.59型有機EL(19.5:9) 120Hz対応
画面解像度 1156×2510
サイズ 75.25×157.49×8mm
重量 199g
CPU Snapdragon 8 Elite
内蔵メモリー 12GB
内蔵ストレージ 256 or 512GB
外部ストレージ ×
OS Android 16(HyperOS 3)
対応バンド 5G NR:n1/2/3/5/7/8/20/26/28
/38/40/41/48/66/77/78/71
4G LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19
/20/26/28/66/71
/38/40/41/42/48
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN 2.4GHz/5GHz対応
カメラ画素数 5000万画素(1/1.55型、OIS)
+5000万画素(光学2.5倍望遠)
+800万画素(超広角)
イン:800万画素
バッテリー容量 6210mAh(100W対応)
FeliCa/NFC ×/○
防水/防塵 ○/○(IP68)
Qi ×
生体認証 画面内指紋+顔
SIM形状 nanoSIM×2/nanoSIM+eSIM/eSIM×2
USB端子 Type-C
イヤホン端子 ×
カラバリ ブラック、チタンシルバー、ブルー
価格 8万9980円 (12GB+256GB)
9万9980円(12GB+512GB)

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