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要注目のULTRA PLUSブランドから高リフレッシュレートモデルが登場!

27型WQHD液晶ゲーミングモニターは今が買い! 180Hz対応&FastIPS搭載「UP-P27Q180」

2025年12月26日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●村山剛史/ASCII
提供: 株式会社プリンストン

背面にRGB LEDバー搭載とスピーカーを搭載!
DP 1.4とHDMI 2.0の2系統4端子も便利

 「UP-P27Q180」の映像入力端子は、DisplayPort 1.4とHDMI 2.0(HDCP対応)をそれぞれ2ポートずつ搭載。当然ながらNintendo Switch 2などのゲーム機との接続も可能。つまり、パソコンのほかにゲーム機などをつなげっぱなしにできるということ。

 十分な数の入力端子の搭載によって、面倒な端子の差し替えを避けられるし、HDMI切替器を別途買う必要もない。

 ほかに音声出力用の3.5mmステレオミニジャックも搭載し、外部スピーカーや有線ヘッドホン/イヤホンの接続にも対応する。

入力端子部。左からDisplayPort×2、HDMI×2,3.5mmステレオミニジャック、少し離れた右端が電源ポート

 さらに最大出力3W+3Wのステレオスピーカーを内蔵。ゲーム中はヘッドホン/イヤホン着用がほとんどだと思うが、日常使い用に申し訳程度のミニミニスピーカーを置くぐらいなら、机上スペース優先で内蔵スピーカーに任せる選択肢もあるだろう。

 「UP-P27Q180」のユニークな機能として、背面のRGB LEDバーが挙げられる。壁際に設置すれば、壁面に4パターンのエフェクトが反射してゲーム中のテンションも上がるというものだ。もちろんOFFにもできるので安心してほしい。

LED点灯中の本体背面。なお、RGB LEDバー直下のスリット部にスピーカーを内蔵

 また、画面上に照準が表示されるクロスヘア機能も搭載。ただしゲームタイトルによっては使用禁止の場合もあるので、注意していただきたい。

 スタンド部を含む「UP-P27Q180」のサイズは幅615×奥行183×高さ450mm。重量は4.8kg±0.3kg。パネル部のみのサイズは、幅615×奥行46×高さ362mm、重量は4.2kg±0.3kg。スタンドのチルト角はマイナス10~20度で、高さ調節機能、回転機能、スイベル機能は非搭載。

 外観は、至ってオーソドックスな3辺フレームレスデザインで悪目立ちせず、横に複数台並べても視界を邪魔しない。なお100mmピッチのVESAマウント規格に対応し、ディスプレーアームで浮かせて机上スペースを空ける方法も選択できる。盗難対策として、セキュリティロック用スロットを装備。盗難のリスクを軽減している。

 付属品は、1.5mのDisplayPortケーブルとHDMIケーブルが1本ずつ、1.8mの電源ケーブル、スタンド支柱および台座、ユーザーズガイド(製品保証書含む)となっている。保証期間はパネルとバックライトが1年、それ以外は3年だ。

付属品一覧。上段左から電源ケーブル、ユーザーズガイド(製品保証書含む)、スタンド支柱。下段左からHDMIケーブル(1.5m)、DisplayPortケーブル(1.5m)、スタンド台座

ゲームも実用も機能的に抜かりなし

 さっそく「UP-P27Q180」を試用してみる。まずはパソコンと接続し、Steam経由でプレイしてみる。

 言うまでもなく画質は非常に良好。ドットを感じてしまうような荒さもなく、27型とWQHD(2560×1440ドット)のコンビが現在人気の仕様である理由がわかる。画面が暗くなる夜シーンのプレイがあるタイトルでもHDR10の恩恵であろう、暗闇にメリハリがあり視認性も高く感じた。

 残念ながら筆者の環境ではGeForceを使用しているため、Adaptive-SyncとRadeon FreeSyncの恩恵は得られなかったものの、DisplayPortを使用したリフレッシュレート最大180Hzの恩恵は感じられた。

スタンドを接続。筆者環境だとやや高さが足りないので、本格運用する場合はVESAマウントでアームに固定したいところ

パソコンと接続。画像はHDMIケーブルを使った接続だが、「UP-P27Q180」のパフォーマンスを最大限活かすならDisplayPortケーブルを利用するのがおすすめ

 ゲーム側の設定でリフレッシュレートの設定を変更してみると、最初は『おお、確かにスムーズかも。これをヘビーゲーマーは“ヌルヌル”と表現するのか……』程度の感想なのだが、試しに60Hzに戻してみるとカジュアルゲーマーの筆者でも『うわ、ガクガクだ!』と驚くほどの落差を実感できる。正直、元に戻れなくなる体験だ。

 筆者がプレイしたのはPvPではなくキャンペーンモードにおいてだが、180Hzでヌルヌル動く画面の恩恵か、いつもなら危うい展開でも紙一重で打ち勝つ場面がが増えたように思う。

ゲームプレイ中。リフレッシュレートが高い状態でのプレイに慣れてしまうと『これはもう元に戻れない……』と感じること間違いなし!

 背面に装備されているRGB LEDバーについては、ゲームプレイ中には別段気になるものではない。ただ、いったんゲームを中断して席を外したあと、戻って来たときにイルミネーションが壁に反射しているのを見ると、なかなかインパクトがある。

 プレイ中に通りかかった家族にも、「なんか光ってる!?」と度々尋ねられるほど。強い印象を与える演出であるのは間違いないだろう。

ゲームプレイ中は、背面のLEDが壁面に反射する。画像ではRGB LEDバー中央の大きなLEDの光が壁に投影されている

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