週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

工具好きの“はいはい好きです”を引き出す1本

“変態スペック”な定規が想像以上だった

●その他の便利機能も搭載

 定規とは異なりますが、さらに便利機能として4つほど搭載しています。その1つが、マグネットペン。ボディに内蔵されている磁石で貼り付いているもので、紙や木材、革などに書くことができます。

マグネット内蔵の、小さなペン。メモ書きや材料への寸法書きなどに便利

 このマグネットペンの逆側は少し尖っており、ここを使ってテープを切り、段ボールを開封するといったことができます。定規の角で切る方が楽だったりもしますけどね。

段ボールの開封など、テープを切りたいシーンで活躍

 このほか、水平器栓抜きソケットドライバー機能もあります。水平器はかなり小さいので、そこまであてになりませんが、目安としては十分です。なお、ドライバービットは付属していないので、ドライバーとして使いたいときは、別途ビットを自分で用意する必要があります。といっても、一般的な6.35mmなので、簡単に用意できるでしょう。

あまり正確ではないですが、ザックリ水平が分かれば十分だという時に使えます

栓抜きが必要な時に限って見つからないのは、よくあること。そんなときでも安心です

ビットは奥まで入りませんが、回せるくらいにはハマります

●チタン合金製というのも特別感あり!

 多くの機能を搭載しているうえ、本体は軽くて強くて錆びにくいチタン合金製。趣味ガジェットとしての特別感があり、「こういうのが好きなんでしょ?」と聞かれたら、多くの人が迷わず「はい!!」と答えるでしょう。

 もうちょっと便利に使いたい人向けのアクセサリーもあり、ペンキャップペンチップ(色鉛筆チップもあり)、ドライバーチップ発光チューブレザーケースなんかも用意されるようです。

 もちろん、実用性を重視するなら、それぞれの機能を持つ専門工具を買うのが間違いなく正解です。しかし、多機能ツールからしか得られない栄養があり、そんな栄養がたっぷり詰まっているのが「Tiruler」。刺さる人にはブッ刺さるタイプのツールでした。

●お気に入りポイント●

・高級感あるチタン合金製

・曲線の長さが測れるローラー定規

・小さいけれどノギスまで装備

■関連サイト

この記事を書いた人──宮里圭介

 PC系全般を扱うフリーランスライター。リムーバブルメディアの収集に凝っている。工作が好きだが、最近あまり時間が取れないのが悩み。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事