第124回
観光客だらけはもう飽きた人へ
2026年は“穴場”が主役!円安でも行ける、旅賢者おすすめコスパ最強旅先 5選【保存版】
2025年12月03日 07時30分更新
●美食とレトロの聖地「台南」──台湾の京都でゆるり旅
台湾は人気の旅行先のひとつですが、意外と台北しか行ったことがない人も多いのでは? 実は、リピーターの間では南部の「台南」が注目されています。というのも、台北は冬場に意外と雨が多く肌寒いですが、台南は冬でも比較的温暖で晴れが多いことが理由に挙げられます。そして、なにより「台湾の美食首都」と呼ばれていて、台北よりもご飯が安くて美味しいのです。台南は台湾の中でも “甘め・やわらかめ・優しい味付け” が特徴の料理文化が根付いています。
台南へはアクセスしやすいのもポイントで、日本からは地方空港からも台湾系のLCCが台南へ直行便を就航しているほか、台南に近い高雄へ、フルサービスキャリア(FSC)のユナイテッド航空が成田から直行便を就航しています。
また、台北にも日本各地の空港から就航していて、台北から台南は台湾新幹線を使って1時間半ほどで到着します。料金も通常価格で片道1350台湾ドル(約6700円)と安く、さらに旅行者向けの割引があるケースも。日本から台北はLCCだとバーゲンセールで片道1万円台というときもあるので、工夫次第ではかなり旅費を抑えられると思います。
●パラオへ直行!南洋リゾートがぐっと近くに
南洋ミクロネシアのパラオ。無数の毒のないクラゲと泳ぐ「ジェリーフィッシュレイク」や、ミルクを注いだような神秘的な乳白色の入り江「ミルキーウェイ」で楽しむ天然の泥パックなど、ダイバーをはじめとした海好きからは以前からも注目されていた渡航先です。さらに12月5日から公開されるアニメ映画「ペリリュー 楽園のゲルニカ」の舞台ということで、一般への認知度も上がってきています。
ですが、パラオまではこれまでグアムで乗り継いで向かうのが一般的。そのため米国ESTAを取得して一旦アメリカへ入国するという乗り継ぎの手間が必要で、アクセスはかなりめんどうでした。ところがその状況は今年の10月から一変。ユナイテッド航空が成田から、パラオの首都コロールへの直行便を就航し、乗り継ぎなしで5時間ほどのフライトでアクセスできるようになりました。しかもパラオは時差なしなので、カラダもラクチン。
というわけで、独断と偏見ですがこの冬から来年のGWまでのオススメ海外旅行先をピックアップしてみました。みなさんの旅行計画の参考にしてみてください!
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります









