第124回
観光客だらけはもう飽きた人へ
2026年は“穴場”が主役!円安でも行ける、旅賢者おすすめコスパ最強旅先 5選【保存版】
2025年12月03日 07時30分更新
●世界一美しい孤立都市「パース」──クオッカに会える癒し旅
オーストラリアは日本からの直行便もあり、時差も少ないため、移動の負担が少ない旅先として人気です。メジャーなのは、シドニーやケアンズですが、西側のパースも「世界一美しい孤立都市」として、筆者も気に入っている旅先のひとつ。特に「静かな楽園」という言葉が似合う島、ロットネスト島に生息する「世界一幸せな動物」ことクオッカへ会いに行くのもオススメです。(関連記事「クオッカ激かわ!オーストラリアの“世界一美しい街“は絶対再訪したい場所でした」)
アクセスは、ANAが成田から直行便が運航されています。しかも12月1日から2026年4月19日までは、1日1往復のデイリー運航となるため、旅程を組みやすいのもポイントです。運賃は3月24日発/29日着の日程で16万円台半ば。乗り継ぎ便の場合は10万円前後からといった感じです。
●青の都サマルカンドへ──シルクロードのロマンを歩く旅
中央アジアに位置する国々、通称「スタン系」は日本人にはなかなか訪れる機会がないエリア。筆者も未踏ではありますが、そのなかでもウズベキスタンは治安も比較的安定していて、女子旅や一人旅で人気が急騰している国です。特にオアシス古都のサマルカンドは、「サマルカンドブルー」と呼ばれる青いタイル装飾の建造物で、どこを撮っても写真映えすること間違いなし。中央アジアで「青」は天・永遠・守護を象徴する神秘の色。サマルカンドは古来より“天文学の都”でもあり、星々と宇宙をイメージさせる青を建築に採り入れたとも言われています。異国情緒を求める人にオススメです。
また中央アジアは物価も安いため、滞在費を抑えられるほか、日本人はビザも不要なので渡航前のめんどうな手間がかかりません。ただし冬場はかなり寒いので、3月後半からGWにかけてが狙い目です。
アクセスは、ウズベキスタン航空が成田からウズベキスタンの首都タシュケントまで直行便を就航しているのですが、わずか週1便。タシュケントからさらに国内線や鉄道に乗り継いでサマルカンドまで移動することを考えると、日本からは行きづらい場所とも言えます。
タシュケントまでは、中国系航空会社の乗り継ぎが3月後半の東京発で10万円前後からあるので、これでタシュケントまで移動し、別途、陸路などでサマルカンドまでの移動手段を確保すると、旅の予算を抑えられそうです。
サマルカンドへ乗り継ぎ1回で行こうとすると、ターキッシュ エアラインズがあるものの、3月下旬は往復で30万円台と割高です。というわけで、初めての海外旅行というよりは、何度か海外旅行を経験したあとのステップアップチャレンジなど、旅好きの人向けのオススメ旅行先になります。
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