写真や動画だけでなく、Windows環境を移行する際の一時的なファイル保存にも
データ転送が遅いと嘆く人にはThunderbolt対応のSSDがおすすめだ!
2025年08月08日 11時00分更新
バックアップストレージとしても活躍
クリエイティブな用途において、大量のデータを保存し、かつその場で作業を行う場合、読み書き速度が高いほど優位になることは想像に難くない。ノートPCの場合、カメラから一旦本体ストレージに保存して作業し、その後NASへ移動させる、といった工程も、カメラから直接「OWC Express 1M2」へデータを保存することで、本体ストレージを圧迫せずに済み、作業工程も短縮できる。
他の使い方としては、バックアップストレージとして利用するのもいいだろう。バックアップツールと組み合わせ、常にバックアップを保存するのもちろんのこと、マシンの買い替えやOSの移行時も、一気にまとめてバックアップすれば、作業効率も向上し、大切なデータの損失を防ぐことができる。
特に、まだWindows 10を使っているユーザーにとって、何度目かのサポート終了が迫っているが、Windows 11への移行に失敗する可能性もあるため、データをバックアップしておくことが重要だ。PCが古いとそこまで速度は出ないが、バックアップ後のデータを最新マシンへ戻す際に、その速度が活きてくるだろう。
Hotストレージとして手元に置いておきたい
「OWC Express 1M2」の実売価格(OWC直営のAmazonストア、8月5日現在)は、エンクロージャーのみが1万9800円、1TBモデルで3万8750円、2TBモデルで5万9990円、4TBモデルで9万7640円、8TBモデルで21万7000円前後となっている。大容量だとそれなりの価格になってしまうが、2TBまでのモデルであれば十分手の届く範囲だろう。
エンクロージャーのみ購入し、NVMe SSDを別途購入して予算内に収めるというのも一つの手だ。動画編集や写真現像など、大容量ファイルを扱うクリエイターはもちろん、複数のマシン・OS間でデータを共有する人やバックアップストレージとして活用したい人にオススメしたい本製品。信頼性が高く安定した動作に加え、3年間のOWC限定保証という安心感もあるこの高速外付けストレージは、一家に一台備えておきたい逸品だ。
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