●バネを引くか押すかはシーンで使い分け
2つのスプリングフックの違いは、フック部分の形状。SS-21は先端がジグザグに曲げられており、主にバネを押し伸ばすときに使いやすくなっています。
これに対しSS-22は、先端をバネの端に挿し込み、そのまま引き伸ばすのに使いやすい形状です。
なお、購入したSS-22は公式の製品紹介ページと形状が若干違い、先端が長く伸びていました。とはいえ、使い方が変わるわけではないので、問題ないでしょう。
押すか引くかは作業シーンによって変わるため、両方あると対応しやすく便利です。なお、ホーザンからは両端に押し引き2種のフックを備えた製品が発売されているので、こういった1本で2役使える製品を選ぶのもアリです。
スプリングフックの注意点として、先端の太さより小さいバネに使えないというのがあります。そもそもフックが入りませんから、当たり前ですね。また、ギリギリのサイズだとバネは伸ばせるものの、フックがジャマで引っかけ部に通せないこともあります。
●抵抗の足やリード線などの曲げや矯正にも使える
SS-21やSS-22の逆端はフックではなく、平たく小さなフォークのような形状になっています。
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