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地味にストレスが溜まる夜中の仕事の通知、すぐできるカンタンな対処法は?

2025年09月05日 09時00分更新

 仕事のことを考えない時間を作ろうとしても、通知ひとつでそれが崩れてしまうこと、ないだろうか?

 ビジネス向けのチャットサービス「LINE WORKS」を使えば、いつでもどこでもチャットでスピーディーなやりとりができる。しかし便利さと引き換えに、就業時間外にメンション付きのメッセージが鳴ることにストレスを感じてしまう人もいるはず。そんな課題を解決するLINE WORKSの機能はずばりスタンプ。「LINE WORKSで実現するやさしい職場」の第2回は、感情をうまく伝えるためのスタンプの使いこなしを紹介する。

慣れていない人には勤務時間外の連絡はストレスに

 通知くらい大したことではない、と考えないほうがいい。小さなストレスが積み重なって、最悪の場合退職という事態になりかねない。

休暇中に仕事の通知が来ると十分に休めない、という人もいる

 もちろんメッセージを送る側が気を遣ってメンションを控えることも可能だ。しかし、夜勤や海外拠点とのやりとりを要する職種では、むしろ送る側が気を遣いすぎてしまうと業務が滞るケースもある。

通知機能の設定をすればプライベートな時間をジャマされない

 そこでお勧めなのが、受け手側が通知を自在にコントロールして仕事とプライベートの境界を守る方法だ。LINE WORKSの通知機能は初期設定のままだと24時間受信するため、設定を見直してみよう。

 まずは、設定画面から「通知設定」を開く。「通知を一時停止」をタップすると、1時間/2時間/午前8時まで/解除するまで、の4つから通知を切る時間を選択する。作業に集中したいときは1~2時間、就業後に朝までゆっくり過ごしたい場合は午前8時までを選ぶとよい。休日なら「解除するまで」が便利だが、出勤時に通知設定を元に戻すことを忘れないようにしよう。

LINE WORKSアプリのホーム画面から歯車アイコンをタップして「設定」を開き、「通知設定」をタップ

「通知を一時停止」を開き、いつまで通知を止めるか設定する。

通知を一時停止する期間を選択する

 いちいち通知を一時停止したり、毎回手動で再開するのが手間に感じるのであれば、就業時間をあらかじめ設定しておくと便利。同じく、「通知設定」から「通知の受信時間帯」を開き、通知を受け取りたい時間を設定する。その時間帯以外は、自動的に通知されない、というわけだ。

 「受信時間帯を追加」をタップすれば、曜日ごとに異なる時間帯を設定することも可能。祝日が休みの人なら、「祝日は通知しない」のスイッチをオンにしておいてもいい。

月水木は通知の受信時間帯をオンにした際の初期値、火金はフレックス勤務の時間内で受信するようにしてみた

 新入社員には、LINE WORKS活用の初歩として、通知をコントロールする方法を教えてあげよう。夜間や休日の通知疲れを軽減し、生産性の向上とワークライフバランスを両立させる“やさしい職場”に一歩近づくことができるだろう。

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