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日産「サクラ」がなぜ日本で最も売れているEVかがわかる5つの良いところ

2025年03月30日 12時00分更新

日産/サクラ(写真は新色のシルキーライラック/チタニウムグレー)

 日本国内のEV販売台数ナンバー1である日産の「サクラ」が、昨年改良を受けたとのこと。その改良車で神奈川県内を色々と巡ったところ、あらためて「軽自動車こそEVになるべき」と思った次第。今回は変更点のポイントとともに、サクラの魅力5つを紹介します。

日本EVのけん引役となったサクラ

日産グローバル本社で行なわれたサクラ発表会の様子

 軽規格の電気自動車「サクラ」が登場したのは2022年6月のこと。EVが売れないと言われる日本市場において、2022年度の国内EV販売台数(約7万9000台)のうち、サクラが占める割合は約42%、2023年度も国内EV販売台数(約8万8500台)のうち3万4083台(約38%)と孤軍奮闘しています。

 人気の秘密は、253万6600円からという、電気自動車としては安価な価格設定であること。さらに国や自治体から補助金が出るため、実質的に普通の軽自動車と変わらない価格になります。ただ補助金は購入してから支給さえるため、一括払いでもローンでも、まずは車両本体価格のお金を用意する必要はあります。

 そして、上品なインテリアも人気を集めるポイントです。どこか近未来的なデザインで、カッパーゴールドの差し色が実にオシャレ。ファブリックを多用することで、カジュアルさとともにプラスチックの素材感を減らして上質感を上げています。

 そんなサクラの商品改良ポイントは大きく3つ。

 ひとつ目は新色として、シルキーライラック/チタニウムグレーの2トーンを新規に採用したこと。

 ふたつ目は、「X」と「S」グレードはバックビューモニターとディスプレー付自動防眩式ルームミラーを標準装備したこと。

 あわせて「G」グレードには助手席のシートヒーターを標準装備したこと。

 また、Amazon AlexaをEV専用NissanConnectナビゲーションシステムに搭載し、音声でさまざまな操作ができるようになったこと。特に目的地入力が音声で出来るようになったのは画期的です。ちなみに、スマホ対応はワイヤレスのApple CarPlay、Android Autoに対応します。

 以上が変更点。外観の違いを強いて挙げるとするならば、バックドアにあった「Zero Emission」のエンブレムが取り外され、100%EVというステッカーに変わりました。

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