”モンハンワイルズ”を遊べる!インテル Arc B580ならOS込み15万円でゲーミングPCを作れる
2025年03月21日 14時00分更新
準備万端!狩猟に出かけよう
モンハンワイズのインストールなどの準備が整ったところで、狩猟に出かけてみた。実際にゲームをプレイする前に、インテル Arc B580でプレイできるグラフィックス設定を、公式ベンチマークでチェックしてみた。
解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、グラフィックス品質はプリセットで「中」と「高」を選んだ。そのほか、インテル Arc GPUで使用できるアップスケーリング技術(「アップスケーリング(超解像技術)」)の「Intel XeSS」のほか、GPUに関係なく使用でき、フレーム生成(Frame Generation)にも対応する「AMD FSR」を活用した。アップスケーリングの品質(「アップスケーリングモード」)は、ネイティブ(「Intel XeSS Native AA」と「AMD Native AA」)とバランスで、公式ベンチマークを実行した。
モンハンワイルズは動作環境にあるように、フレーム生成(FG)の使用が前提になっているが、インテル Arc B580 GDDR6 12GBは、なかなか健闘している。フレーム生成なしのXeSS:バランスで、平均フレームレートは60fpsを超え、画質プリセットを「中」に下げることで、さらに伸ばしている。
そのほか、「高」画質プリセットで平均フレームレート60fps超えはいくつか確認できたが、AMD FSR、アップスケーリング品質:バランス、フレーム生成:オンの状態でのプレイがベストだ。
「ドシャグマ」の狩猟に出かけた
公式ベンチマークで平均フレームレートが60fpsを超えていたグラフィックス設定で、モンハンワイルズをプレイしてみた。設定は「高」をベースに、画面が上下方向にズレてしまうティアリングを回避できる「XeSS:バランス」に、AMD FSRを使った「FSR:Native FG:ON」、「FSR:バランス FG:OFF」、最もフレームレートが伸びる「FSR:バランス FG:ON」の4種類とした。
まずは、多くのNPCキャラが歩いているベースキャンプ内を一定ルート歩いた際のフレームレートだ。60秒前後のフレームレートを「CapFrameX」で記録してみた。
公式ベンチマークは、ムービーなどの3つのシーンからの平均フレームレートとなっている。そのため、実ゲームのフレームレートは、数fpsだが下がる傾向にある。
ベンチマークでは高設定でも健闘していた「XeSS:バランス」だが、残念ながら平均値が60fpsを下回ってしまい、60fps超えはフレーム生成を効かせた「FSR:Native FG:ON」と「FSR:バランス FG:ON」になっている。 大きなカクつきは感じなかったが、ゲームのスムーズなプレイに影響するmin(1% Low)が各設定において30fpsこそ超えているものの60fpsには届かず、モンハンワイルズのGPU負荷の高さを改めて感じさせる結果であった。
続けて、序盤大型モンスター「ドシャグマ」狩猟時のフレームレートを各グラフィックス設定で記録した。どうしても狩猟時は毎回動作が異なってしまうが、狩猟時間はおおむね15分程度(HR3で狩猟)を要している。
ベースキャンプ内の移動では健闘していた「FSR:Native FG:ON」だが、動きの激しい狩猟時には60fpsを切ってしまった。
しかし、60fpsを余裕で超えた「FSR:バランス FG:ON」以外のグラフィックス設定でも、狩猟を台無しにするカクつきを感じることは意外となかったので、いずれの設定でもスムーズに狩りを楽しめと言える。
また、画質よりも、ティアリング(瞬間的な映像のズレ)が気になる人は、画質プリセット「中」、「XeSS:バランス」で「ドシャグマ」狩猟時のフレームレートがavg 59.5fps、min(1% Low) 42.8fpsとなったので、この設定でプレイするのがいいだろう。
モンハンワイルズを遊べて彩りも文句なしの1台に
フレーム生成を使うことで、VRAMを10GB以上使用する「高」画質プリセットで狩猟を楽しめるASRock「Intel Arc B580 Challenger 12GB OC B580 CL 12GO」を搭載した15万円ゲーミングPC。そのうえ、AntecのピラーレスPCケースで机のうえの彩りも文句なしだ。
モンハンワイルズのプレイだけでなく、日常からオフィスワーク、軽い写真の編集、管理などといったシーンもスムーズに行なえるスペックと言える。小中学校に進学する子供のはじめてのPCとしても、おすすめできる。
■Amazon.co.jpで購入
週刊アスキーの最新情報を購読しよう