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【今月の自作PCレシピ】OS込み15万円で愛息愛娘の学習PCを組もう、組み立てマニュアルで一緒に自作に挑戦できる

見た目は大事! LEDファン装備のピラーレスケース

 PCケースには、好みのカラーで発光させられるアドレサブルRGB LEDファンを標準装備するAntecの最新MicroATX PCケース「CX500M ARGB」だ。フロントサイドに2基、リアに1基のアドレサブルRGB LED内蔵ファンを装備しつつ、1万円前後とお買い得になっている。

3月に発売されたAntecの新型PCケースで、標準装備のLEDファンがアドレサブルRGB LED対応になっているのがポイントだ

 Micro ATX規格のマザーボード向けで、筐体サイズは幅210mm、奥行き436mm、高さ446mm。トップに360mmサイズのラジエーターを搭載できるほか、全長415mmまでのビデオカード、全高165mmまでのCPUクーラーに対応と高い拡張性を備え、さまざまな構成に対応できるのも高く評価できる。搭載できるマザーボードはMicro ATX規格のみになるが、コスパ優秀なピラーレスケースと言える。

コンパクトピラーレスケース。サイドファンには、ファンブレードが逆向きで見目良いリバースタイプを採用している

下部がメッシュパネルになっているのでエアフローも良好。360mmサイズのラジエーターに対応するなど、拡張性も十分

ディスプレー横の机上に、ケース側面側が見えるように設置することを想定して、電源スイッチやUSBポートは、側面に配置。LEDスイッチも備えるので使い勝手抜群だ

ブラックモデルもある。そのほかのパーツもブラックモデルにすると、若干だが価格は下がる

マザーボードは黒&シルバーカラー

 マザーボードは真っ白モデルを選ぶと、どうしても価格がアップしてしまうという。ここではブラックをベースにシルバーカラーのヒートシンクを装備したASRock「B860M PRO RS WiFi」を組み合わせている。価格を抑えながら、無線LANは次世代の帯域となる6GHz帯をサポートするWi-Fi 6Eを搭載している。

 現在最速クラスの読み書き速度を発揮できるPCIe5.0×4 NVMe M.2 SSDを使えるM.2拡張スロットにはヒートシンクを装備する。さらにヒートシンクは非搭載になるが、2基のM.2拡張スロットを備えているので、ストレージの拡張も問題ない。

インテル B860チップセットを採用するLGA1851マザーボードのASRock「B860M PRO RS WiFi」

計12フェーズの電源回路や8ピン+4ピンのCPU 12V電源コネクターを備え、電源回路には大型のヒートシンクも装備している。より上位のCore Ultraシリーズの性能も十分引き出せる

映像出力端子はHDMIとDisplayPortを装備するほか、最大20Gbpsの転送速度に対応するUSB Type-Cポートも備える

 メモリーは定番人気メーカーのひとつとなるCORSAIRの「VENGEANCE DDR5」から選んでいる。LEDイルミネーションは備えていないが、ヒートスプレッダーはキレイな白色で、DDR5-5600駆動の16GB×2枚セットモデルになる。

定番メモリーのCORSAIR「VENGEANCE DDR5」シリーズ。珍しい白色ヒートスプレッダーを装備している

 CPUクーラーも、ファンとヒートシンクが白色ながら、手ごろな価格になっているCPS(PCCOOLER)のサイドフロー型空冷CPUクーラーの「RZ400 V2 WHITE」で構成している。ヒートシンクトップにはカバーを備え、オレンジカラーのワンポイントが入っているのがオシャレ。

120mmファンを搭載するサイドフロー型CPUクーラー

サイズは幅130mm、奥行き80mm、高さ155mmとなるエントリーモデルだが、Core Ultra 5を問題なく冷却できる性能を持っている

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