大陸統一を成し遂げ、世界に平和を!
日本クリエイトのファンタジーSLG『ディアドラム(PC-9801・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で配信!
2025年02月18日 17時15分更新
D4エンタープライズは2月18日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」において、日本クリエイトが1993年にリリースした『ディアドラム(PC-9801・Windows11対応版)』を配信。価格は550円だ。
紹介動画
本作は、剣と魔法、そして数々のモンスターたちが織り成す、ファンタジー・シミュレーション。
24の国が群雄割拠するビュークレイ大陸。かつてこの地ではラービザン王国が栄華を極めていたが、国王の死去により崩壊の一途をたどり、今や大陸全土が戦禍に巻き込まれていた。さまざまな者たちの思惑が交錯するなか、国王の3人の息子も戦争により、数奇な運命に翻弄されていく……。
ゲームは4人の領主の中から一人を選び、魔道師カーマインの陰謀により乱れた国の統一を目指していく。基本的に内政パートと戦闘パートに分かれているが、この戦闘パートが本作最大の特徴のひとつとなっている。
戦闘パートは半リアルタイムで進行し、ユニットの進行ルートを決める時のみ敵味方ともに行動を止めるという、緊張感の高いシステムとなっている。味方ユニットが敵ユニットと接触するとコマンドバトルの開始となるので、敵の進行ルートを読み切って戦略を組むことが、勝利への近道となる。
もうひとつの大きな見所が、この作品独特の宗教システム。世界には3つの宗派があり、数多くのキャラクターが各々の神を信じて生活している。主人公と宗派が違っていると、キャラクターたちの謀反を起こす可能性が高まったり、また領民たちの感情悪化を招いたりと、数多くのデメリットが発生してしまう。
しかし、懐柔策や布教政策などを駆使すれば改宗してくれるキャラクターもおり、こうしたデメリットをいかにしてメリットに変えていくか策を講じるのが、醍醐味のひとつとなっている。
イベントパートもドラマ性が高く、軍隊には人間だけではなくモンスターも登場したり、ライカンスロープの伝染病まで発生したりと、ファンタジー世界ならではの設定も多岐にわたって活かされている。ファンタジー好きにはもちろん、今までとは一風変わったSLGをプレイしてみたい方にもオススメしたい一作だ。
※注意:FM音源のみ対応しております。また、ゲーム内のセーブ・ロード機能は対応しておりませんので、アプリケーションのクイックセーブ・ロード機能をご使用ください。
【ゲーム情報】
タイトル:ディアドラム(PC-9801・Windows11対応版)
ジャンル:シミュレーション
メーカー:日本クリエイト
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2025年2月18日)
価格:550円
©2025 D4Enterprise Co.,Ltd. / ©2025 MSX Licensing Corporation.
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