G-Master Spear Mini B850Aをレビュー
Ryzen 7 9800X3Dを選択できるめちゃコンパクトなゲーミングPC、FF14なら4K、黒神話ならWQHDでも快適
2025年02月16日 10時00分更新
FF14は4Kでも快適にプレイできそう
3DMarkは定番だが、あくまで3Dグラフィックス性能の目安にすぎない。となると、実際のゲームのデータを使用したベンチマークソフトの結果も気になるところ。そこで、大人気MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の最新ベンチマークソフト、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下、FF14ベンチマーク)も試してみた。
イマドキのゲーミングPCにとっては、比較的軽めのベンチマークなので、画質はプリセットの「最高品質」に設定。解像度はフルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3種類で検証した。なお、アップスケーラーはデフォルトの「FSR」だが、3Dグラフィックス解像度スケールは「100」とした。
WQHDまではスコアーが20000を超えており、最上評価の「非常に快適」を取れた。最低フレームレートも93fpsとかなり高く、どのシーンでも滑らかに表示できるだけの実力があると言える。一方で、4Kではスコアーが10531、評価は「快適」、最低フレームレートは45fpsまで落ち込んだ。30fpsは超えているのでゲームへの影響は少ないが、重たいシーンではやや不安が残る人もいるだろう。
では、G-Master Spear Mini B850Aで4Kプレイは難しいのかと言えば、そうではない。アップスケーラーを利用すれば、フレームレートを底上げできる可能性があり、GeForceなら画質の損失が少なくても済む「DLSS」を利用できるからだ。というわけで、DLSSに設定してリトライ。なお、低フレームレート時だけDLSSを使う設定もあるが、今回は「常に適用」とした。
DLSSを利用すると4Kでも20680と、2倍近いスコアーにアップ。評価も「非常に快適」で、最低フレームレートも95fpsまで上昇した。これなら文字通り、4Kでも非常に快適に遊べるだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります