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JN-QOLC49G144DQ-HSC9Lをレビュー

【めちゃ綺麗!】サムスンディスプレイ製量子ドット有機ELパネルがスゴイ32:9ディスプレー、発色・色再現性よくゲームに役立つ機能も豊富!

2025年02月09日 10時00分更新

PBP(ピクチャーバイピクチャー)とPIP(ピクチャーインピクチャー)に対応
2台のパソコンで使い勝手がいいKVM機能も

 映像入力端子はDisplayPort 1.4が1基に、HDMI 2.1が2基、それにUSB 3.1 Type-Cを1基装備。どの端子でも、解像度5120×1440ドットでリフレッシュレート144Hzが利用可能だ。さらに、これらの端子を同時利用し、1枚のパネルに2つの画面を表示するPBP(ピクチャーバイピクチャー)およびPIP(ピクチャーインピクチャー)にも対応している。

 PBPでは、2画面を2560×1440ドットずつに分割できるほか、左右の画面の横サイズを2:1もしくは1:2に分割することも可能。また、PIPではサブ画面を4隅に配置し、そのサイズを大中小に変更することができる。

 そのほか、映像入力端子のほかに、USB 3.0 Type-Aを2つとUSB 3.0 Type-Bを1つ装備。Type-BをPCのUSBと接続することでUSBハブとして機能するほか、USB 3.1 Type-Cを組み合わせることで、Type-Aに接続した機器を共有できるKVM機能が利用可能だ。

 たとえば、Type-BとデスクトップPCを、Type-CとノートPCをそれぞれ接続した場合、Type-Aに接続したマウスなどの機器をデスクトップPCとノートPCの両方で使用できるというわけだ。

 なお、デスクトップPCとノートPCのどちらで使用するかは、映像出力を切り替えることで決まる。つまり、DisplayPortもしくはHDMIを選ぶとデスクトップPC側となり、Type-Cを選ぶとノートPC側となる仕組みだ。

KVM機能の切り替えはOSDメニューの入出力設定にある「USB Switch」から指定することもできる

 OSD操作用としてパネル下部の中央にスティックボタンを装備。これを押すとショートカットメニューが開き、さらに押し込むことでOSDメニュー画面が開く仕組み。このスティックボタンは、前方からアクセスしやすく扱いやすさは上々だ。

スティックボタンを押すことでショートカットメニューが開き、そこから輝度調整や入力ソースの選択、電源のオン/オフが可能だ

 また、本機は100BASE-TXに対応した有線LANポートも備えている。これは、USB 3.1 Type-Cで接続したノートPCなどで有線LANが使用可能になるというもので、USB 3.1 Type-Cは90Wまでの給電機能も備えているため、ケーブル1本で接続した機器の充電と映像出力、それに有線LAN機能が使用できるようになる優れものだ。

背面に用意された各種インターフェース。LANポートが用意されている点が特徴的だが、各端子の向きがパネルに対して垂直な点も使い勝手がよく地味にありがたい

 付属品は、電源ケーブルのほか、DisplayPortとUSB Type-Cケーブル、それにUSB Type-B-Type-A変換ケーブルが1本ずつと充実している。いずれのケーブルとも長さは約1.5mだ。

付属するケーブル一覧。電源ケーブル含めて長さはすべて1.5mほどだった

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