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MSIの「MPG Z890 EDGE TI WIFI」をCore Ultra 7 265Kを使ってレビュー

雪山みたいな白銀の美しさ、白で統一したゲーミングPC自作でハイエンドを目指すためのZ890マザーボード

2025年02月01日 12時30分更新

文● 石川ひさよし 編集●三宅/ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 3DMarkでは、Time Spyが22819、Fire Strikeが45670といったスコア。Time Spy ExtremeやFire Strike Ultraといった4Kテストも10000ポイントを超えていることからWQHD〜4K、高画質設定でゲームを楽しめるクラスの性能だ。今後RTX 50シリーズが登場した場合も、おおよそこのクラスのGPU、この価格帯のビデオカードならこのくらいの性能に世代更新分のプラスαとイメージすればよい。

3DMarkのベンチマークスコア

 サイバーパンク2077のレイトレーシング:ウルトラ設定でのフレームレートは、3840×2160ドット時で70.59fps、2560×1440ドット時で101.39fps、1920×1080ドット時で124.11fpsだった。3840×2160ドット時のフレームレートは最低fpsを含め十分ではあるが、DLSSフレーム生成をONにすれば105.59fpsと大きく向上する。

サイバーパンク2077のフレームレート

 ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークでは、3840×2160ドット、最高品質時で12452ポイント、フレームレートが87.24fpsで、とても快適という評価が得られた。1920×1080ドットのみ画質設定を変更しても計測しているが、およそこのあたりがCPU性能でボトルネックが出るあたり。とはいえ200fpsを超えているので、この構成で十分なCPU性能であることが分かる。

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークのスコア

2025年、ホワイトなゲーミングPCでスタートを切ろう!

 今回はホワイト(ホワイト/シルバー)マザーボードの「MPG Z890 EDGE TI WIFI」を紹介してきた。やはり今回のポイントはホワイト基板採用によってホワイト部分の面積が増えたところ。また、ホワイト一色ではなくシルバーとの組み合わせ(+ミラー加工部分も)というところも見映えがよい。ホワイトPC、とくに純白を求めるというよりは白の中にも凹凸、陰影といった複雑な美を求める方向きの製品が「MPG Z890 EDGE TI WIFI」と言えるだろう。

複雑な形状による白銀のコントラストが美しい

 MPGグレードのIntel Z890マザーボードとしては上位にCarbon、下位に本製品EDGEという位置づけになるが、組み立てやすさ(EZ DIY)機能も充実している。拡張性も十分に高い。とくに今後登場するIntel B860チップセット搭載モデルと比べてとくに異なるのはPCIeレーン数。マザーボードとしては拡張スロットやM.2スロットに反映されるわけだが、実装数では同等のものが出来ても、実際に使う場合にIntel B860のレーン数では一部排他利用になるような制限がつくものが多い。「MPG Z890 EDGE TI WIFI」はMPGグレードであるようにハイエンド構成で組みたいハイエンドユーザーの望みを叶えてくれるモデルだ。

MPG Z890 EDGE TI WIFI詳細ページ
MSIサイト

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