某月某日。担当編集のこーのス(以下、のス)さんが、「なんか楽しく遊べる工具ってないですかねー?」という、およそ工具紹介記事を担当しているとは思えない提案をしてきたところから、話が始まります。
笑ってスルーしてもよかったのですが、「あったら面白そう……」とか思っちゃったんですよね。そういえば、昔、ゲーム&ウオッチで、上から降ってくる工具を避けるゲームがありました。そう考えると、ゲームと工具の組み合わせって、意外と突拍子もないアイディアではないのかな、と。
……ってことで探してみたところ、いやー、あるもんですね。それが、MONYAさんの「やすり神経衰弱 - Sand Paper Memory」(価格 3500円)です。
どういうものかを端的に説明すると、トランプの神経衰弱と似たルールで、同じ数字のカードを当てていくというゲームです。ただし、数字は紙やすりの「番手」。また、記憶力を頼るのではなく「色覚」、もしくは「触覚」で当てていくという点が異なります。
ちなみに一般的に紙やすりの目の粗さは「#」を付けた数字で分別され、研磨剤の粒子のサイズを表しています。粗目#40~100、中目#120~#240、細目#280~#800、極細目#1000~です。
やすり神経衰弱カードとして用意されているのは、#80〜#2000までの紙やすり15組30枚(紙やすり+厚紙の合紙)。ひとりでプレーしたところで面白くはないため、担当編集、著者、イッペイの3人で遊んでみました。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります