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三溪園で歴史と文化を体感-鶴翔閣公開イベントが新春に開催

2024年12月19日 15時45分更新

 

 横浜市中区に位置する国指定名勝「三溪園」は、2025年1月1日から3日までの3日間、横浜市指定有形文化財である「鶴翔閣」を特別公開する。この建物は、園の創設者である原三溪がかつて住まいとし、日本画家たちの文化サロンとされた歴史を持つ。今回の公開では、華やかに彩られた室内で、日本の伝統芸能である「箏曲演奏」「庖丁式」「和妻」を楽しむことができるという。

 鶴翔閣は950㎡の広大な面積を持ち、園内随一の規模を誇る。この期間中、筝曲演奏会が開催され、心癒される日本伝統の音色を堪能できる。また、2日には式典の一環として庖丁式が披露され、3日には和妻の手品が行われる。どのイベントも、横浜の歴史と文化を深く感じ取ることのできる貴重な機会となっている。

 三溪園は原三溪が創設した広大な日本庭園であり、歴史的建造物が巧みに配置されていることで知られる。初詣には三溪園内の天満宮を訪れることもでき、新年の豊作と無病息災を祈るための花餅や生け花の展示も見どころとなっている。

 歴史的な雰囲気を楽しみながら、休日を過ごしてみてはいかがだろうか。

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