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小田急電鉄が2025年3月にダイヤ改正を実施、特急増発と利便性向上を目指す

2024年12月16日 13時30分更新

 小田急電鉄は、2025年3月15日に小田急線全線でダイヤ改正を行う予定だ。この改正では、平日夜間に特急ロマンスカーを増発し、新たな停車駅の設定で利用の利便性を高めることが目的という。

 今回のダイヤ改正では、特急ロマンスカーの増発が注目ポイントだ。22時台にホームウェイ号を1本増発し、現在2本のところを3本にすることで、夜間に利用する乗客に対してより多くの座席を提供する。また、土休日には新宿発小田原行きのさがみ61号を箱根湯本行きのはこね号として運転し、観光客に便利な運行を実現する。

 列車種別ごとの停車駅の見直しも実施され、小田原線では喜多見と和泉多摩川を準急停車駅に、多摩線では五月台、黒川、はるひ野を急行停車駅に変更する。これにより、乗り換えの手間が省かれ、利便性が大幅に向上するという。

 この改正に合わせ、特急ロマンスカーのMSE(60000形)や最新型の通勤車両5000形といった車両が活用され、旅客の乗車体験がより快適になるよう配慮されている。小田急電鉄は、これらの変更により、小田急線全線におけるスムーズな移動を目指す。

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