東日本電信電話が運営する文化施設、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)が、12月14日から2025年3月9日まで、音の芸術家evalaによる企画展「evala 現われる場 消滅する像」を開催する。この展示では、一般1,000円(団体900円)、大学生800円(団体700円)で入場可能だ。
evalaが主宰するプロジェクト「See by Your Ears」は、音を聴くことで視覚を超えた世界を垣間見ることを目指している。この展覧会では、ICCの大規模な展示室を利用し、音響空間での新しい知覚体験を提案する。
展示では、《大きな耳をもったキツネ》などの既存作品に加え、新作がいくつか披露される予定。特筆すべきは、音だけで視覚的想像力を喚起させる音響システムが構築されることだ。
evalaは、音楽家、サウンド・アーティストとして知られ、様々な分野で活動を続けている。今回の展覧会は、2013年に鈴木昭男との共作で発表した《大きな耳をもったキツネ》の延長線上にあり、彼の創作過程を辿る貴重な機会となる。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります