ASRockが「Intel Z890マザーボード発売記念イベント」をLIFORK AKIHABARA IIで開催。最新マザーボードの紹介や展示、実用オーバークロック講座などを実施した。
ASRockが「Intel Z890マザーボード発売記念イベント」をLIFORK AKIHABARA IIで開催
この日は、あいにくの雨模様にもかかわらず、多くのASRockファンが会場を訪れた。ASRockのNick氏が、来場者が持参したCPUでオーバークロックを実行し始め、自身が登壇するステージセッションの時間になってもまだオーバークロックのセッティングを試しており、ステージの開始が7分ほど遅れるなどのハプニングもあった。来場者はそれすらも楽しく見守りつつ、ステージと展示の両方を楽しんでいた。
インテル IA技術本部 部長の太田氏がCore Ultra プロセッサー200Sシリーズを解説。消費電力の低さやAI処理の高速化をアピールした
ASRockの取締役兼マザーボード&ゲーミングモニタ事業部長Chris氏が、最新のインテルZ890チップセット搭載マザーボードを紹介。メモリーのオーバークロック性能と安定性を向上させるASRock独自の新機能Memory OC Shieldの説明に熱が入っていた
ASRock エクストリームプロダクトマーケティングの原口氏が、Memory OC Shieldは、はがしたくなる気持ちもわかるけど、はがしたら効果がなくなるのではがしたらダメ。絶対!と念を押していた
オーバークロッカーとしても活躍するASRockのR&D マザーボードシニアディレクターNick氏がオーバークロックのコツを解説。Core Ultra プロセッサー200Sシリーズは、メモリーサブシステムに対してはあまりオーバークロックの効果がないと語った
常用を想定したオーバークロックで、CPUクロックと温度のバランス設定をレクチャーするNick氏。実際に設定するPコア、Eコア、Die to Die、NGUの数値なども説明した
展示コーナーも大盛況
インテルZ890チップセット搭載マザーボードがずらりと並ぶ展示コーナー
ユーザー持参のCPUスコアを調べるコーナー。ASRock CPUインジケーターでNick氏がスコアを調べてくれて、そのCPUスコアとNick氏のサインをCPUまたはパッケージに記入してくれるというもの
来場者が購入してきたCore Ultra 7 265KをオーバークロックするNick氏。いきなりDDR5-10000駆動を試していた
メモリーオーバークロックのデモ機。ASRockのZ890マザーならDDR5-10000超えが可能!
デモ機のメモリーはG.Skill「Trident Z5 Royal」、マザーはASRock「Z890 TAICHI OCF」が使用されていた
デモ機のケースは日本初公開のbe Quiet!「Light Base 600 LX Black」だ
なお本イベント中に、12月7日に「ASRockファンミーティング2024 Winter」を秋葉原で開催すると発表した。詳細はASRock JapanのX公式アカウントで後日発表される。
ASRock好きのためのクローズドイベント「ASRockファンミーティング2024 Winter」を12月7日に秋葉原で開催予定