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ホンダの大人気ミニバン「FREED」に乗ってわかった5つの良くなったポイント

FREED

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、フルモデルチェンジされたホンダの新型「フリード」のグレード紹介と、そのグレードのうちのひとつ「CROSSTAR」について紹介します。

 乗ってみて分かった、良かったこと&悪かったことを、包み隠さずお伝えしますので、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

ホンダ「FREED」はこんなクルマ

 今年6月、約8年ぶりにフルモデルチェンジした3代目フリード。5ナンバーサイズのコンパクトさを維持しつつ、ミニバンのように使えるクルマとして、ファミリー層にも人気なクルマです。大きいクルマの運転に自信がないという人にもオススメ! なお、今回の試乗車CROSSTARは樹脂パーツ装着されているため3ナンバーになります。

Honda「FREED」e:HEV CROSSTAR」の主なスペック
サイズ 全長4310×全幅1720×全高1755mm
ホイールベース 2740mm
車重 1400kg
エンジン 1.5L DOHC直列4気筒
最大出力 106ps(78kW)/6000~6400rpm
最大トルク 127N・m(13.0kgf・m)/ 4500~5000rpm
モーター最大出力 123ps(90kW)/3500~8000rpm
モーター最大トルク 253N・m(25.8kgf・m)/0~3500rpm
車両価格 316万2500円

 それでは、細かくチェックしていきましょ~!

FREED ここが良くなった その1
わかりやすいグレード設定

 フリードのグレードは、AIRとCROSSTARの2グレードのみ! それぞれガソリンモデル、エンジンとモーターを組み合わせた「e:HEV」のハイブリッドモデルがあります。車両価格は、250万8000円~343万7500円で、現在納期はガソリンモデルが4~5ヵ月、ハイブリッドモデルは10ヵ月~1年ぐらいと長めです。

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 AIR(FF/6人乗り)は250万8000円~購入でき、お求めやすいグレード。7人乗りの設定もあり、大人数で乗りたい人向けでお財布にも優しいです。

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 CROSSTAR(FF/5人乗り)は281万2700円~となっており、7人乗りの設定はありません。ですが、荷室の使い方が充実しているのと、スロープ(福祉車両)の設定があります。

 ちなみに、スロープ(福祉車両)は、車椅子の方だけではなく、キャンプに行くような荷物を多く積む人にも人気だとか。

 また、ボディーカラーは全8色も用意され、さらに個性的なデザインなので、カラーによってイメージがガラッと変わります。購入する時は店頭に足を運んで、しっかり色を見た方がいいでしょう。

FREED ここが良くなった その2
イメージが一新された内外装デザイン

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 先代はスタイリッシュでスポーティーなイメージが強かったですが、新型は親しみやすく、どんな風景にもなじむような可愛いデザインとなっています。

 フォルムはコロンと丸く可愛く、グリルやバンパーの吸気口、フォグランプなどの形状に四角のデザインが入っているのがGOOD。ヘッドライトの形状も今ハヤリの薄型ではなく、縦幅があり親しみやすい表情です。

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 先代にはリアにスポイラーが装備されていましたが、フロントからリアまで一直線に入った直線基調のシンプルなデザインは、かなり私好みでした!

 CROSSTARの特徴は、タイヤハウスの周りに樹脂パーツが入っているところです。タイヤが大きく見えるので、SUV感があります。ちなみに、ホイールもCROSSTAR専用のデザインとなっています。

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 特徴的な十字のテールランプは、丸いフォルムにアクセントを与えています。

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 内装はグレーで統一されていて、外観と同様に武骨な感じがします。最近のハヤりに乗らない新しい感じのデザインで、街中でも目を引くし、車内に座った時も安心感があります。

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 シートは革とカーキーのツートンで、シンプルで飽きがこないデザインとなっています。シートの形状もホンダ独特の形状をしていて、グレードによってまったく変わることなく、太ももの部分をキュッと支えてくれます。

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 メーターは、シンプルで最小限の表示です。ごちゃごちゃしていないので、かなり見やすい!

FREED ここが良くなった その3
ミニバンならではの居住性

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 座面を1番下にした状態で、ヘッドクリアランスは拳5.6個分。1番上にした状態で拳5個分弱くらいです(矢田部は158cm)。ちなみに、足元のスペースは広々なので、足の長い人も十分なスペースを確保できます。また、ハンドル調整は、チルトとテレスコどちらも可能となっています。

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 2列目の頭上スペースは 拳4個分くらいで、前席を1番後まで下げた状態で膝から前席シートまでの距離は拳2個分ちょっとくらい。1番前まで出した状態で拳7個分くらいあります。これくらいなら膝回りが狭いと感じる人は、あまりいないでしょう。ちなみに、シートは前後スライド&リクライニングします。

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 気になったところは、シートに座ると膝の後ろが、拳1個分ほど空いてしまうことです。シート自体の座り心地は良いですが、足が左右に振られます。

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