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こだわりのCHERRY MX ウルトラロープロファイル スイッチ装備

極薄13.1mmなのに打鍵感◎の65%メカニカルキーボード「AIRONE RGB」は買い

2024年11月08日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII
提供: 株式会社プリンストン

極薄の65%メカニカルキーボード「AIRONE RGB」をチェック

Mistel社のULP+65%キーボードを体験

 執筆業に欠かせない仕事道具といえばキーボードだ。手になじむ1台を追い求め、筆者は今日も険しい打鍵道をさまよっている。そんななか、プリンストンが取り扱いを始めたキーボードの噂を聞いた。極薄な見た目のキーボードながら、キースイッチはメカニカルで打鍵感も良好だというではないか。

 日本上陸からはしばらく経っているとのことだが、筆者のアンテナには引っかかっていなかった。ということでこの機会に試用させていたくことに。結論を言ってしまえば、ロープロファイルで省スペースなメカニカルキーボードを好む人にこそ手に取っていただきたいと思える1台だ。

コンパクトなメカニカルキーボード「Barocco Mistel AIRONE RGB(英語配列)」

驚きのコンパクトメカニカルキーボード「AIRONE RGB」

 今回紹介するのは、Mistel社製のメカニカルキーボード「Mistel Barocco AIRONE RGB(英語配列)」(以下、AIRONE RGB)。製品名にもあるとおり英語配列(US配列)で計68キー。テンキーレスで、ファンクションキーと数字のキーが共通化している、いわゆる「65%キーボード」だ。

AIRONE RGB正面。ほぼ余白のない本体に、エッジの効いたキーが並ぶ。バックライトによってキートップの文字も判別しやすい

 本体サイズは幅308.1×奥行99.6×高さ13.1mm、重量は約295g。iPhone 16 Pro Maxの重量が約227gなので、メカニカルキーボードとしては驚きの軽さ。収納バッグも付属しており、持ち運びにも困らない。とにかくコンパクトなメカニカルキーボードなのだ。

AIRONE RGB側面。つまんだ筆者の指先と比較すればその薄さがわかるだろう

 続いて、AIRONE RGBのコンパクトさ以外の特徴についても挙げていこう。

 まずAIRONE RGBは、極薄のメカニカルスイッチを搭載。具体的には「Cherry MX ULP(Ultra Low Profile/ウルトラロープロファイル)」が採用されている。ノートPCのキーボード部分を切り抜いたような見た目ではあるが、しっかりした打鍵感がある。

メカニカルキースイッチ「Cherry MX ULP」を採用。なおユーザーはキーキャップを取り外せないので注意いただきたい

 モデルは2種。キースイッチ違いのモデル展開で、「タクタイル」と「クリッキー」のいずれかを選択できる。ちなみに今回試用しているのはタクタイルモデルだ。

AIRONE RGB裏面。左端にDIPスイッチ。本体の角度を調整するチルトスタンドは非搭載。ゴム足が6つで机上での安定性は高い

 キーキャップも極薄で、Cherry MX ULPにぴったりなABS製キーキャップを装備し、シンプルかつミニマルな外見を強調する。なおキースイッチおよびキーキャップの交換には対応していない。無理をすると壊れる可能性もあるので注意していただきたい。

 キーバックライトとしてRGBライト搭載し、発光パターンも変更して11種類から選択できる。

白色でバックライトが点灯中。デフォルトの輝度でキートップの視認性は十分だ

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