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Core Ultra 200SでPCを組むならUSBを23ポート備えたASRockの「Z890 LiveMixer WiFi」がいいぞ! 配信者やクリエイターは必見

2024年10月25日 00時01分更新

Core Ultra 200SでクリエイターPCを組もう

 「Z890 LiveMixer WiFi」の魅力はUSBポートの数や、USBデバイスの安定動作を実現するULTRA USB POWERポートといったUSB周りのほかにもトピックが豊富だ。その特徴を写真で紹介していこう。

 「Z890 LiveMixer WiFi」は、電源回路に80A SPSを採用した18+1+1フェーズの堅牢な回路を実装している。最上位CPUのCore Ultra 9 285Kの性能を最大限引き出すことができる。電源回路の冷却面も放熱面積を増やしたヒートシンク形状で、熱の心配は無用だろう。

18+1+1フェーズに加え、電源回路にはASRock独自の1000μFの静電容量を持つ20K超長寿命コンデンサーを実装している

大型CPUクーラーとの干渉を避けるため、斜めにカットされた大型ヒートシンクを備える

CPU12Vコネクターは、8ピン×2を備えている

 余裕のある電源回路設計に加え、EMIノイズを吸収しオーバークロックメモリーをより安定動作させる「Memory OC Shield」をCPUソケット(メモリーコントローラー)と、メモリースロットの間に搭載している。

メモリーは、最大で9466MHz駆動が謳われており、8400MHz駆動のG.Skillメモリーなどの動作が確認済みとなっている

メモリーオーバークロックの性能と安定性を向上させるEMIノイズを吸収する特殊素材を使ったMemory OC Shield

取り付けしやすく冷却面も不安のないM.2周り

 インテル、AMDともに最新チップセット搭載マザーボードのトピックになっているのが、組み立てのしやすさの向上だ。「Z890 LiveMixer WiFi」は、面倒だったM.2ヒートシンクの着脱と、M.2 SSDの取り付けがツールレスでできるようになっている。また、PCIe 5.0 M.2 SSDを、動作に不安のない温度で運用できるM.2ヒートシンクにも注目だ。

1基のPCIe5.0×4と、3基のPCIe4.0×4の計4基のM.2 SSD拡張スロットを装備する

CPUソケット直下にPCIe5.0×4インターフェース対応のM.2拡張スロットを備え、ブロック状のヒートシンクを装備している

ヒートシンク上の丸い突起をずらすことでヒートシンクを取り外せる。ねじ留めではないのでドライバーなどの工具は不要だ

基板側にもサーマルパッドとボトムヒートシンクを追加し、サンドイッチ構造でM.2 SSDの熱をマザーボード基板側に逃がして効率よく冷却する仕組みを備えている

M.2 SSDの固定もネジ不要になっている

両面実装かつ、最速のM.2 SSDとなるCrucial T705 2TBを取り付けてみた

読み書きを連続で実行し、マザーボードの温度をサーモグラフィーで確認した。左が読み書き時で、右がアイドル時になる。M.2 SSDの熱がヒートシンクを通して、基板に伝わっているのがわかる

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