週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

移動先に勝手についてくるメモ帳「wemo」って知ってる?

手のひらにメモしちゃう人に届け! 身体にフィットするメモ帳がすごく便利でした

2024年11月11日 18時00分更新

●腕に巻き、常に手元にあるのが便利な「バンドタイプ」

 バンドタイプは、幅45mm、長さ238mmというのが通常モデル。厚みは約2.4mm(湾曲を考慮すると約8mm)と薄く、腕はもちろん、カバンのベルトなどにも巻きつけられます。

伸ばした状態で腕に軽く叩き当てると、巻き付きます

 腕に巻きつければ常にメモを身にまとっている状態となるため、移動先にメモを持って行き忘れることも、置き忘れてくることもありません。

 書くときは油性のボールペンを使うため、紙に書くのと同じ感覚でOK。ただし、wemoの表面は柔らかいので、先が細い場合は跡が残る可能性が高くなります。そのため、0.7mm以上の太いボールペンを使うことが推奨されています。

腕に巻き付けた状態でもメモできます

 ちなみに、鉛筆、水性/油性マーカーは使用不可。また、インクが柔らかく書き心地の軽いボールペンは跡が残りやすいようで、非推奨となっています。推奨ペンが公開されているので、なるだけ推奨のペンを使うほうがいいでしょう。

ペンの推奨と非推奨。ゼブラのジムノック(0.7mm)が最も相性がいいとのこと

 消すときは指で擦る、消しゴムで擦る、アルコールで拭く、中性洗剤で擦り洗うといった方法が使えます。特殊な道具が必要ないため、終わった作業のメモを消したり、書き直したりといった作業も簡単です。また、油性のボールペンで書くことから、水がかかったくらいでは消えないため、屋外や水回りでの利用でも安心です。

一番楽な消し方は、指で擦ること。結構キレイに消えます

 たとえば、材料を切り出すサイズと本数をメモしておき、切り出し終わったものから指で擦って消していく……なんて使い方もできるわけです。

 なお、跡が残ってキレイに消えてくれないといったときは、消しゴムで擦ったり、アルコールで拭いたりすればキレイに消えてくれます。

 ただし、長時間そのままにしておくとインクが染みついてしまうこともあるようです。あくまで一時的なメモ用として使い、なるべくサッと24時間以内に消すようにしましょう。

 通常モデルでも十分な長さがありますが、かさばる作業着を着たり、上着を羽織ったりした場合は長さが足らず、うまく巻きつけられなことがあります。こういった服装で使うときは、約400mmと1.7倍の長さになった「wemo PRO バンドタイプ」(実売価格2530円)をどうぞ。

プロモデルはかなり長く、腕ではなく腿などに巻きたいという人にもおすすめ。現役救助隊員の声から、より過酷な環境で作業される人向けに開発されたプロツールです

 もちろん、巻く対象は体でなくても大丈夫。切り出した材料に巻きつけ、タグ代わりに使うというのもアリです。

●グローブに直接書いて消せる手軽さがいい!

 「メモグローブ」は、グローブの上面、手首側の素材にwemoと同じものを採用した製品。ワークグローブが必須の作業場であれば腕に巻く必要もなく、スグにメモの確認、書き込みができるというのが魅力です。

黄色の部分が、書いて消せる部分です

 作業用グローブをしていると、ポケットからメモ帳を取り出しにくかったり、スマホの操作が難しく、メモ帳アプリが使えない、なんてことになりがちです。しかしメモグローブなら、メモ帳は常に表に出たままなのと同じ。しかも、落とす心配がありませんから、激しい動きにもバンドタイプより耐えられます。

 ちなみに、親指、人差し指、中指の先は、タッチパネル操作に対応。細かな操作は難しいですが、グローブをしたままでも、タッチボタンを押すといった操作が可能です。

親指、人差し指、中指の3本は、タッチパネルに対応

ワークギアを作っている「GEAR ROCK」とのコラボモデルなので安心感も

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事