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4K最高画質の「黒神話:悟空」が100fps、“ゼンゼロ”は280fps! Ryzen 9 9950XとGeForce RTX 4090搭載「G-Tune FG-A9G90」は最強のゲーミングPC!?

2024年10月29日 12時00分更新

負荷はTime Spyの約3倍、「3DMark」の4Kゲーミング向けテストSteel Nomadの数値が9126ポイント

 ここでは、性能比較で用いられるベンチマークを使って、G-Tune FG-A9G90の実力を見ていこう。

 「CINEBENCH R23」は、3Dレンダリングを行ないCPUの演算性能を計測するもベンチマークだ。Single CoreはCPUの1コアあたりの性能(シングルスレッド性能)を測るもので、この数値が高いほど軽快な動作を体感しやすい。Multi CoreはCPUの全コアの性能(マルチスレッド性能)を計測するもので、CPUの最大性能を見る目安となる。

「CINEBENCH R23」のベンチマーク結果
Multi Core 41958
Single Core 2265

 実行結果を見るとMulti Coreの数値は4万1000ポイント超え、Single Coreの数値は2000ポイントを超えている。マルチスレッド性能、シングルスレッド性能とも非常に高く、CPU処理について不満が出ることはそうそうないだろう。

 「3DMark」は3Dグラフィックス性能のスタンダードといえる指標だ。レイトレーシングを除いた、4K解像度(3840×2160ドット)のDirectX 12系テスト「Steel Nomad」も9126ポイントとかなりの高スコアだ。Steel Nomadは、レイトレーシングを使用しない4Kゲーミングを想定したもので、Time Spyの約3倍、フルHD(1920×1080ドット)解像度のDirectX 11系テスト「Fire Strike」の約7倍の負荷がかかるとされ、最も現状に沿った4Kゲーミングの指標になると見なされている。また、WQHD(2560×1440ドット)解像度のDirectX 12系テスト「Time Spy」では2万3000ポイントを超えている。

マウスコンピューターの「G-Tune FG-A9G90」は、Ryzen 9 9950XとGeForce RTX 4090を搭載、4K解像度と最高画質に設定した「黒神話:悟空」の平均フレームレートが100fpsを超え、「ゼンレスゾーンゼロ」では280fpsに達した!
マウスコンピューターの「G-Tune FG-A9G90」は、Ryzen 9 9950XとGeForce RTX 4090を搭載、4K解像度と最高画質に設定した「黒神話:悟空」の平均フレームレートが100fpsを超え、「ゼンレスゾーンゼロ」では280fpsに達した!
マウスコンピューターの「G-Tune FG-A9G90」は、Ryzen 9 9950XとGeForce RTX 4090を搭載、4K解像度と最高画質に設定した「黒神話:悟空」の平均フレームレートが100fpsを超え、「ゼンレスゾーンゼロ」では280fpsに達した!

 「VRMark」は、VRヘッドマウントディスプレー(VRHMD)使用時の快適さを計測できるベンチマークで、「Orange Room」「Cyan Room」「Blue Room」の3種類のテストが用意されている。「Orange Room」は、HTC ViveおよびOculus Riftの動作条件を満たしているか計測するDirectX 11系テストで、解像度の設定は2264×1348ドット(片目あたり1132×1348ドット)となっている。「Cyan Room」はDirectX 12系テストで、解像度設定はOrange Roomと同じだ。「Blue Room」はハイエンドVRHMDを想定したテストで、なんと解像度は5K(5120×2880ドット。片目あたり2560×2880ドット)だ。

 G-Tune FG-A9G90のスコアは十分に高いもので、デスクトップPCで計測する際に“ターゲット”としているフレームレート(109fps)の2~4倍近い数値となっていた。

マウスコンピューターの「G-Tune FG-A9G90」は、Ryzen 9 9950XとGeForce RTX 4090を搭載、4K解像度と最高画質に設定した「黒神話:悟空」の平均フレームレートが100fpsを超え、「ゼンレスゾーンゼロ」では280fpsに達した!
マウスコンピューターの「G-Tune FG-A9G90」は、Ryzen 9 9950XとGeForce RTX 4090を搭載、4K解像度と最高画質に設定した「黒神話:悟空」の平均フレームレートが100fpsを超え、「ゼンレスゾーンゼロ」では280fpsに達した!

 G-Tune FG-A9G90はゲーミングPCだけあって性能が高く、ホームユース、ビジネス、コンテンツ制作といった各用途で利用しても快適だ。そこで定番ベンチーマークの「PCMark 10」でも計測してみた。

 アプリ起動やWebブラウザーの快適さを示す「Essentials」、オフィスアプリ利用時の性能を示す「Productivity」は1万台前半の高スコアとなったうえ、コンテンツ制作に関するパフォーマンスをチェックする「Digital Content Creation」がとくに高スコアな結果となった。CPU、GPUとも高性能なので、写真補正や動画編集はもちろん、3D/CADやデータの可視化といったさまざまな用途で大いに役立つことが分かる。

マウスコンピューターの「G-Tune FG-A9G90」は、Ryzen 9 9950XとGeForce RTX 4090を搭載、4K解像度と最高画質に設定した「黒神話:悟空」の平均フレームレートが100fpsを超え、「ゼンレスゾーンゼロ」では280fpsに達した!

 また、SSDの転送速度についてもチェックしてみた。標準構成のSSDはシーケンシャルリードで5GB/sクラスのいわばメインストリームクラスのSSDだ。3DMarkのストレージベンチマーク(3DMark Storage Benchmark - Bandwidth)を見ると、実運用における転送速度の参考になるはずだ。全体的に不足はない転送速度といえるだろう。

マウスコンピューターの「G-Tune FG-A9G90」は、Ryzen 9 9950XとGeForce RTX 4090を搭載、4K解像度と最高画質に設定した「黒神話:悟空」の平均フレームレートが100fpsを超え、「ゼンレスゾーンゼロ」では280fpsに達した!

 参考程度になるが、最後に冷却性能の情報も触れておこう。まずCPUに負荷をかけるCINEBENCH R23のMulti Coreテストでは、10分間実行中のCPUの最大温度は最大93度だった。また、FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークを4K解像度および高品質設定で実行(約6分)した際はCPU温度が最大82度で、もっとも負荷がかかるGPU温度は最大71.9度だった。なお、チップセットやメモリー、SSD温度はおおむね60度以下だった。冷却性能については問題ない。動作音はやや大きめとなっていたものの、冷却性能とのトレードオフといえるだろう。

最強クラスのゲーミングPC「G-Tune FG-A9G90」は、マウスコンピューターの24時間365日無償電話サポートと3年間無償保証も魅力

 G-Tune FG-A9G90のパフォーマンスは非常に高く、ゲーミングPCとして最強クラスだ。標準構成の価格は69万9800円となるものの、マウスコンピューターのノウハウによりハイエンドな構成のPCを安心して使えることも魅力といえる。24時間365日無償電話サポートと3年間無償保証により、トラブルが発生しても電話で問い合わせることができ、3年間無償保証により電話のみでは解決できない修理対応も可能だ。高価な製品だけに、即日修理にも対応する有料サポートも加入することもオススメしたい。

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