●先端と末端に特殊な「爪」を装備
ドライバーのように使えるといっても、基本はカッター。まずはその基本部分から見てみましょう。
カッターとしてはオーソドックスな形状ですが、よく見ると少し違った部分もあります。とくにグリップは、下側先端方向に突起があり、ここに人差し指をあてることで、突き刺すような動きをする時でも手が滑りにくくなっています。
また、上側末端方向は緩やかに膨らんでおり、手のひらをフィットする形状。また、上側先端方向は親指をかけやすいよう緩やかに凹んでいるうえ、滑り止めの溝まであります。
どちらも握りやすくなる形状で、とくに、押し切るような場合に力をかけやすいです。
ちなみにこのグリップ部は、黒い部分がゴム。素手はもちろん、軍手をしていても、カッターをつかんだ手が滑りにくくなっています。
カッターの刃の固定は、オートロック。スライダーを前方へと押し出せば刃が出て、手前に引けば収納されます。もちろん、スライダーから手を離せば固定されるので、作業中に刃が動いてしまう心配はありません。
ちなみに、カッター本体には替え刃を折るツールがないため、折り取る場合はペンチなどを使いましょう。
最大の特徴は、先端と末端にそれぞれ特殊な爪が装備されている点です。先端側は「ドライバー」、末端側は「フィン」形状となっていることから、「ドラフィン」という名前なんでしょうかね。
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