●取り扱いは必ずピンセットで
パックからキューブを取り出した時、手で直接掴むと指紋や脂が付いたりするし、鉄やアルミなどは錆びてしまう可能性があります。なので、錆びちゃっても構わないという人以外はピンセットが必須。一般的なステンレス製だと傷がついてしまいそうなので、グラスファイバー製の物を買ってきました。
まずはパックを開けますが、中でキューブどうしがガチャガチャぶつかると嫌なので、周囲をハサミで切ってガバッと開きます。
●ケースに入れましょう
普通はケースというと高さがある方が本体で薄い方がフタですが、この専用ケースは逆にデザインされています。じゃないと上の方に境目が来ちゃって美しくないですからね。薄い方にキューブを置いて、上側を被せてギュッとはめ込めばセット完了です。
ケースに入れるとインテリア感が出てくる気がします。入れる前の、元素の塊です!っていう無骨な感じも捨てがたいけど、こっちの方が好きかなぁ。
同じ手順で16個をケースに入れたら、あとはもう転がしたり手に乗せたりしても大丈夫です。
こうして元素を手に取れるっていうのは、なんかいいですよね。
原子番号が大きい方が重いわけじゃないっていうことが一発でわかるし、電球のフィラメントとか徹甲弾の弾芯ぐらいでしか知らなかったタングステンが、こんなに重いんだなとか実感できたりするし。密度19.25g/cm³って、重いので有名な金の19.32g/cm³に匹敵する重さですもんね。
あと元素の色を見れるっていうところも。チタンの色っていいよなとか、元素によってこんなに色味が違うのってどうしてだろうって疑問が湧き起こってきたりとか。これが高校の頃にあったら、もうちょっと元素に興味がもてたような気がするなぁ。
<おまけ>
葡萄屋さんは「やぶ堂」という雑貨店もやられているとかで、ブースで見かけて思わず「100億ジンバブエドル札」(価格1000円)と「ヤマアラシの針」(価格1000円)も買ってしまいました。
訂正:本編と関係のない文言が一部混ざっていたため削除しました(2024年10月7日)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります