第58回
ちょい塗りできて、接点復活剤としても使えちゃう
大事な工具のメンテに! サビ取り・潤滑油「HOZAN Z-215」が便利でした
2024年10月07日 18時00分更新
●工具にペタペタ塗って拭き取るだけ
使い方は単純明快。Z-215を工具に塗り、ウエス(機械の油や汚れを拭き取るための布)などで拭き取ればおしまいです。
キャップに小さなハケがついているので、塗るのに別途道具は必要ありません。ペーパーウエスやキムタオルなどを使って拭き取れば、拭いた後に捨てればいいだけなので片付けが楽になります。小型の工具ならキムワイプでもいいですし、なんだったら、キッチンペーパーでもいいです。
なお、普通のティッシュはスグに破けてしまいます。チリも多く出てしまうので、使わないほうがいいでしょう。
本格的にサビてしまったものには無力ですが、少し出てきたサビの除去なら、塗ってからしばらく時間を置くことで取れやすくなります。また、サビの予防効果にも期待できるので、これ以上サビを増やしたくない、という工具に使用するのもいいでしょう。
さらに、接続部に染み込ませるように塗れば、潤滑油になるのもいいところ。開閉がぬめっとしていた動きの悪いニッパー、ラジオペンチが、きびきびと開閉するようになると気持ちがいいですよ。
なお、基本的に塗っていいのは金属部のみ。グリップなど樹脂や木の部分に付いてしまったものは、しっかり拭き取りましょう。手に付くと皮膚が荒れる、使用中に手が滑る、樹脂が侵されるといった可能性があります。
工具の手入れ方法は公式動画がありますので、そちらを参考にするとより理解が深まります。作業前に、一度は見ておきましょう。
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