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AMD X870チップセットが持つアドバンテージを余すことなく発揮するマザーボード「X870 Steel Legend WiFi」は納得の完成度だった

2024年09月30日 12時00分更新

定評があるサウンドアプリケーション「Nahimic 3」が付属

 サウンド機能は、RealtekのコーデックチップのALC4082を中核とし、7.1ch HDオーディオに対応。背面のI/O部にはマイク入力とヘッドフォン出力のほか、光角型のS/P DIF出力も用意されている。こちらもASRockから正式なアナウンスはないものの、サウンドアプリケーションとして「Nahimic 3」が付属するはずだ。

 Nahimic 3は、ヘッドセット接続時にバーチャルサラウンドが利用できるほか、ノイズキャンセラーなどマイク入力に対する機能が充実している点が魅力的。

オーディオコーデックチップにはRealtekのALC4082を採用

サウンドアプリケーションとしてかなりの高機能を誇るNahimic 3

LEDはASRock Polychrome SYNCで一括制御できる

 X870 Steel Legend WiFiは、Hyper M.2のヒートシンクの直下にLEDが搭載されているものの、それほど派手という印象はない。これらのLEDは、工場出荷時設定では虹色に点灯するが、設定アプリケーションの「ASRock Polychrome SYNC」を利用することで、色や明るさ、それにイルミネーションを変更できる。また、X870 Steel Legend WiFiにはアドレサブルRGBに対応したヘッダーピンが備わっており、そこに接続しデバイスのLEDもASRock Polychrome SYNCから一括制御可能だ。

X870 Steel Legend WiFiに搭載されたLEDはさほど多くはないものの、ASRock Polychrome SYNCから設定変更が可能だ

LED用のヘッダーピンのほかに、アドレサブルRGBに対応したヘッダーピンも用意されている

自動的にドライバーを導入してくれるAuto Driver Installerは
一度体験したら手放せない!

 X870 Steel Legend WiFiでもドライバーを自動で導入する「Auto Driver Installer」は健在だ。X870 Steel Legend WiFiでシステムを構築し、Windows 11などOSを導入すると、OS起動後にこのAuto Driver Installerが立ち上がり、ドライバーのインストールが実行される。ユーザーは、いちいちドライバーを導入する手間が省けるので、このAuto Driver Installerの利便性はかなり高いと言っていい。

自動的にドライバーを導入してくれるAuto Driver Installerは、X870 Steel Legend WiFiでも健在

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