「X870E AORUS PRO ICE」の動作に不安なし
「X870E AORUS PRO ICE」で組み上げたホワイトコーディネートPCを実際に動かしてみた。
Ryzen 9 9900Xのパフォーマンスもしっかりと引き出せており、「CINEBENCH 2024」のスコアは、レビューの値とほぼ同じになっている
最大3基のPCIe5.0×4 M.2 SSDを搭載できる「X870E AORUS PRO ICE」。それぞれのスロットに現在最速の一角となるCrucial「T705 2TB PCIe Gen5 NVMe M.2 SSD」を取り付けてパフォーマンスを確認してみた。
AMD最新チップセットの最大トピックと言えるのがUSB4の搭載だ。「X870E AORUS PRO ICE」では、そんなUSB 4に対応したType-C端子を2ポート装備している。ここでは、自作したUSB4外付けストレージをUSBポートに接続して、その読み書き速度を確認してみたが、満足のいく読み書き速度を発揮していた。
出先で使うUSB4ポート搭載ノートパソコンとのデータ共有や、編集した大容量動画をクライアントに見せるために持っていくなどといったことも、USB4外付けストレージを組み合わせれば、ストレスなくできるはずだ。
GIGABYTE「X870E AORUS PRO ICE」でこの秋のRyzen自作を楽しもう
基板やコネクターまで、ホワイト&シルバーカラーデザインになっているうえ、最新かつ最上位チップセットのAMD X870Eを搭載した「X870E AORUS PRO ICE」は、かなり魅力的だ。
豊富なPCIe5.0×4対応M.2拡張スロットや、外付けストレージの使い方を増やすUSB4 Type-Cポートの装備などといったAMD X870Eチップセットによる恩恵に加えて、iPhoneに採用されたことで普及が進むと予想できる最新無線LAN規格のWi-Fi 7の搭載に、ハイエンドCPUを組み合わせても不安のない堅牢な電源回路設計、そして組みやすさ、使い勝手にこだわったGIGABYTEの各種”EZ”ギミックと、PC自作の経験者も、初心者も満足する1枚になっている。
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