バッテリー持続は23時間超えです!!
ASUSがインテルの新CPU「CoreUltra2」搭載のCopilot+PC「Zenbook S14」を日本でも発売
ASUSは9月20日に、インテルの新CPU「Core Ultra シリーズ2」(Lunar Lake)を搭載した日本向けノートPCを発表した。
IFA2024で9月5日にグローバル発表した「CoreUltra2」搭載PC8機種のうちの「Zenbook S14」(UX5406SA)で、新素材セラルミナムを使ったデザインが特徴だ。
価格は21万9800円~29万9800円で、同日から予約を開始し、10月3日に発売となる。
ASUSのCopilot+PCは、Qualcommの「Snapdragon X」を搭載した「Vivobook S 15」(S5507QA)、AMDのRyzen AIを搭載した「Zenbook S16」(UM5606WA)に続く3機種目となり、3大AI CPU搭載モデルがそろうことになる。
フラッグシップ・ノートに「CoreUltra2」搭載
14インチ3K OLEDにセラルミナムデザインで薄型軽量
バッテリーは72Whで23.2時間駆動
「Zenbook S14」は、天板にハイテクセラミックのハイブリッド素材「セラルミナム」を採用し、耐久性とデザイン性を兼ね備える。色は「スカンジナビアンホワイト」と「スマイアグレー」で、最薄部1.19cmで1.2kgと、薄型軽量も実現している。
内部構成4種類×ボディーカラー2色の計8モデルで、CPUにはLunarLakeの「Core Ultra 7 258V」または「同256V」、「Core Ultra 5 226V」を搭載する。
いずれのCPUも8コア(4P+4E)、最大ターボパワーが37Wで、Ultra 7では最高周波数が4.8GHz、キャッシュは12MB、GPUがIntel Arc 140V、NPUが47TOPSだが、Ultra 5では4.5GHz、8MB、Intel Arc 130V、40TOPSとなる。メインメモリーは258Vが32GB、256Vと226Vが16GB内蔵だ。
最上位モデルは「Core Ultra 7 258V」に、ストレージは1TB、ディスプレーは14インチ3K OLED(2880×1800ドット)、120Hz、100%DCI-P3のタッチパネル搭載、それ以下のモデルのディスプレーは、スペックは同じだがノンタッチとなる。
2番目のモデルは最上位と同じ「258V」+1TB、3番目のモデルは「256V」+1TB、最下位モデルは「Ultra 5 226V」+512GBだ。つまり、CPU(=メインメモリー)とストレージ、ディスプレーのタッチ・ノンタッチの違いで、それ以外は同じである。
TU7321WH/GR : 29万9800円
Ultra 7 258V、1TB、タッチ
U7321WH/GR : 25万9800円
Ultra 7 258V、1TB、ノンタッチ
U7161WH/GR : 23万9800円
Ultra 7 256V、1TB、ノンタッチ
U5165WH/GR : 21万9800円
Ultra 5 226V、512GB、ノンタッチ
インターフェースはUSB4 Type-C (Power Delivery対応)×2、USB3.2 Gen2 Type-A、HDMI、SDカードスロット、オーディオ・コンボジャックとフル装備。無線機能はWi-Fi7とBluetooth5.4に対応する。
キーボードは84キーの日本語配列で、バックライト内蔵、もちろんCopilotキーを搭載する。タッチパッド部分の左右および上部にはファンクションが割り当てられており、動画の早送り/巻き戻し、音量調整、ディスプレイの明るさ調整、ASUS ScreenXpertアプリの呼び出しなどができる。WEBカメラは207万画素IR内蔵で顔認証可能だ。
バッテリーは72Wh内蔵で、駆動時間はJEITA2で23.3時間、JEITA3では動画13.1時間、アイドル19.7時間となる。休息充電は49分で60%まで可能だ。
堅牢性は米国国防総省「MIL-STD-810H」に準拠したテストをクリア。サイズは310.3×214.7×11.9~12.9mm、重さは1.2kg。
マイクロソフトは11月下旬にCopilot+PC機能を無償アップデートで提供する予定。ASUS独自のAIアプリとして、マルチメディアライブラリーの「StoryCube」や双方向ノイズキャンセリングを搭載している。
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