週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

材料の穴越しに印をつけるなら

穴の奥まで届く! 細いのに濃く書ける工作用シャープペンシルが便利です

2024年09月16日 18時00分更新

 材料の切り出しや加工作業で必要となるのが、加工用に目印を付けること。切ったり穴をあけたりする位置や、寸法などを材料に写していく作業です。材料や工具の違いで呼び方は変ったりしますが、墨付け、ケガキ、下書き、マーキングあたりが一般的でしょうか。

 この作業にはマジックや鉛筆を使うことが多いですが、マジックだと線が太くなりがちなのが悩みどころ。また、キャップを締め忘れたまま触って手が汚れたり、乾いてしまったりといった失敗もあります。鉛筆は鉛筆で、削るのが面倒。使う段階になってから尖っていないことに気づいたり、芯が折れたままだったことを思い出す……なんてこともあるでしょう。

●シャーペンのほうが使いやすい?

 シャープペンシルならノックするだけで尖った芯が出ますが、材料へ目印を書くには不向き。一般的な0.5mmは細すぎて、筆圧で材料が凹む、芯が引っかかってスグに折れてしまうなど、うまくいかないことも多いからです。

 芯が太ければ文字が見やすく、芯が折れにくくなるため、0.9mmや1.3mmという太芯のシャーペンを使うのはいい選択肢です。しかし、文具は基本的に素手で使うのが前提となっているため、防刃手袋や軍手をしていると持ちにいことも。また、穴の奥に印をつけたいのに、軸が太くて奥まで届かないといった問題もあります。

 文具ではなく工具寄りのシャープペンシルがあればいいのに……と考えている人が気になるであろうアイテムが、トレーサーのマーキング用ペンシル「TRACER AMK1」です。

「TRACER AMK1 ディープホールシャープペンシル2.8mm+替芯セット」

 これは、2.8mmと極太の芯を採用するシャープペンシル。太いため芯が折れにくく、さらに2Bと色が濃くて見やすいというのが特徴です。

 今回は、替芯とセットになっている「TRACER AMK1 ディープホールシャープペンシル2.8mm+替芯セット」(購入価格2970円)を試してみました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事