ブラック&LEDイルミネーションは飽きた! とばかりに、あっという間に主流となった白色PC。よりPCの内部を魅せられるピラーレスPCケースが人気になるとともに、白色系パーツが増え、手軽に真っ白かつLEDでキレイに彩ったマシンを自作できるようになった。そんな白色PCを組むときに熟考したいのがメモリーだ。
LEDメモリーとともに魅せる系自作の定番となっているのがLEDギミックを備えたオールインワン水冷ユニットだが、どうしても冷却液チューブがメモリーのLEDバーを遮ってしまう。さらに多くのLEDファンを満載できるピラーレスPCケースに、LED電源スリーブケーブルなどのLEDデバイスと、ホワイトコーディネートのPCの構成を考え、実際に組んでいると、LEDメモリーはなくても良いのでは? と思うことがしばしばある。
これまでは、そう思っても肝心のLEDバー非搭載かつ、ホワイトヒートシンク採用のDDR5メモリーは、店頭でみることはあまりなかった。ところが、今年6月に純白のヒートシンクを備えたオーバークロック(以下、OC)メモリーが、Crucialブランドから登場した。それがDDR5-6000 16GB×2枚セットの「CP2K16G60C36U5W」だ。
「CP2K16G60C36U5W」は、折り紙からインスピレーションを得たというアルミニウム製ヒートシンクを装着したCrucial Pro Overclockingシリーズのホワイトモデルになる。最大6000MT/s(PC5-48000)動作に対応する32GB(16G×2)のDDR5メモリーで、主な仕様は動作電圧1.35V、CASレイテンシー36-38-38-80になる。
BIOS(UEFI)で読み出すだけで、簡単にOCメモリーの設定を反映できるメモリープロファイルは、Intel XMP3.0とAMD EXPOの両方に対応している。
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