クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、日産のミニバン「SERENA(セレナ)」についてレポートします。1週間乗ってみてわかった、良かったこと&悪かったことを包み隠さずお伝えしますので、購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください!
日産「SERENA」は、こんなクルマ
室内の広さや使い勝手&快適性などがしっかりと考えられていて、運転席から3列目まですべての人が楽しく移動できる車となっています。ゆったりとくつろげる室内空間やシートアレンジは、お子様の成長に合わせて多彩な使い方ができるようになっているのも◎。
洗練された美しさが魅力の「オーテック」、特別装備てんこ盛りの「90周年記念車」など、内外装にこだわりたいという人のために、豊富なグレードもラインアップされています。
今回試乗したのは「SERENA」ハイウェイスターVというグレードです。
日産「セレナ ハイウェイスターV」の主なスペック | |
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サイズ | 全長4690×全幅1695×全高1870mm |
ホイールベース | 2870mm |
車重 | 1670kg |
エンジン | 1997cc DOHC水冷直列4気筒 |
最大出力 | 150ps(110kW)/6000rpm |
最大トルク | 200N・m(20.4kgf・m)/ 4400rpm |
車両価格 | 276万8700万円~479万8200円 |
それでは、細かくチェックしていきましょ~!
SERENAのここが良くなった その1
内外装のデザイン
旧モデルと比較して1番変わったところは、フロントグリル。NISSANならではのVモーショングリルがとても目立っています。グリル両サイドのメッキ部分がギラギラしていて、スタイリッシュ!
フロントフェイスの両サイドには、乱流を抑えるために穴が空いています。旧型モデルと比べると走行性能が良くなったと感じたので、こういった部分も関係しているのかも。
サイドにあるSERENAの刻印デザインが、個人的に最も気に入った箇所です。このさりげないかんじ、オシャレ……。
旧型モデルはスポイラー部分がかなり張り出していたのですが、今回のモデルはそれが少なく、より箱型っぽいボディーラインになった印象を受けます。
サイドのエッジが1本入ったことにより、ボディーに陰影ができて立体感が増しました。
旧型モデルは、エンブレム中央にある「NISSAN」の文字が小さかったのですが、新型は文字が大きくなりかなり存在感があります。リアを見たときに、最初に目がいくくらい目立ちます。
ナビ画面と運転メーターが繋がっているので、ディスプレイが大きく見え、近未来感のあるデザインに感じます。
助手席前のダッシュボード周りは、和風テイストな作りになっています。上部が木目になっているのと、木目と同じ色のステッチが施されています。和×未来感があり、可愛いですね。
SERENA ここが良くなった その2
足をかざすだけで開閉するスライドドア
キーレスキーにあるボタンを押すことでスライドドアの開閉ができます。
ドアハンドルにある、黒いボタンを押すことでも開閉操作可能です。
ほかには、キーレスキーを所持していれば足をセンサーにかざすだけで、スライドドアの開閉ができます。スライドドアに子供が挟まれてしまう事例もあるので、どのくらい痛いのかをチェックしてみました。挟まれた太ももは全然痛くなく、むしろ優しい感じがしました(笑)。
SERENA ここが良くなった その3
広くて快適な居住性
シートの質感は、ビーズ枕のようなツルツルした感じの素材で、かなり肌触りが良いです。シートの横幅は狭めで、私がすっぽり座れるサイズ感なので、大柄な方は少し圧迫感を感じてしまうかもしれません。
運転席を1番後ろにした状態で足元スペースを確認しましたが、少し狭めです。
座面を1番下にした状態で、ヘッドクリアランスは拳5個分。1番上にした状態で、拳3.2個分くらいです。ちなみに、ハンドル調整はチルトとテレスコ(前後上下)どちらも可能です。
前席を1番後ろに、2列目も後ろにスライドした状態にして、膝から前席までの距離は、拳6個分。前席を1番前にすると、拳10個分くらいです。足元はかなりスペースが確保されていて、とても広いです。
また、2列目のヘッドクリアランスは拳5個分くらいとなっています。
2列目のシートを真ん中にした状態だと、膝から2列目シートまでの距離は拳4個分。前席が狭く感じたのは、2列目と3列目の居住スペースが十分に確保できるためだったのかもしれません。3列目のヘッドクリアランスは、拳2個分です。
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