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ゲーム以外もおまかせ!ディスプレー性能から画像生成AIアプリまで欲張りスペックのGIGABYTE製ノートPC「AORUS 16X(2024)」

2024年08月02日 10時00分更新

文● 藤田忠 編集●北村/ASCII
提供: 日本ギガバイト

ワンキーでAIアシスタントの「Microsoft Copilot」を起動

 キーボードは、10キーレスの日本語配列86キーを採用。キーピッチは実測18mm前後で、キーストロークは1.7mmになっている。キー配列としては「Enter」キーの右横に「Home」「PgUp」「PgDn」「End」が並んでいるため、慣れるまで押し間違いしやすいかもしれない。一部の記号キーの幅が狭くなっているが、キー同士は密着していないので問題ないだろう。

 右側最下段に配置されている「アプリケーションキー」は、Windows標準搭載となるAIアシスタント「Microsoft Copilot」の起動キーとして割り当てられているのも特長だ。キーボードにはLEDバックライトを備え、ゲームで多用するQ/W/E/R/A/S/Dキーはスケルトン仕様で、より映えるようになっている。

LEDバックライトを備える日本語配列86キーキーボードを採用する

FPSゲームなどで移動に使用するQ/W/E/R/A/S/Dキーのキーキャップは半透明になっている

「Microsoft Copilot」起動キーを搭載するので、AIを手軽に呼び出せる

操作性良好な大型キーパッドを採用

AIを活用したシステム管理の「AI Nexus」

 「AORUS 16X(2024)」には、各パーツの使用状況や温度のモニタリングから、Bluetoothなどのオン/オフ、LEDイルミネーションのカスタマイズ、キー割り当てなど、さまざまな機能を備える独自の統合ユーティリティ「GIGABYTE Control Center」がプリインストールされている。

「GIGABYTE Control Center」では、CPUやGPU、SSDなどの状態を確認できる

「RGB Fusion」からは、キーボードのLEDバックライトや、「AORUSビーコン」などのカスタマイズが可能だ

「General」では、「AI Nexus」のほか、Bluetoothのオン/オフや、パネルの明るさ調節、「NVIDIAコントローラー」の起動などといったことも可能になっている

ドライバーや、ユーティリティなどのアップデートは一括して行なえるのも便利だ

 最も注目なのがGIGABYTE Control Centerに組み込まれているAIでシステムを管理する「AI Nexus」になる。「AI Power Gear」では、状況に合わせて高パフォーマンスと省電力動作を自動的に切り替え。バッテリー寿命とデバイス寿命の両方を伸ばすという。もうひとつは「AI Boost」で、ユーザーが利用しているアプリに応じてCPU、GPU、ファンの動作を最適化し、パフォーマンスを向上させるという。

 AI Power Gearには、最良のパフォーマンスを発揮するという”AI Power Gear”に、グラフィックパフォーマンスを最大限引き出す”パフォーマンス”、性能とバッテリー駆動時間を重視する”バランス”、iGPUを使うなど、バッテリー駆動時間を重視した”省電力”という設定を用意している。設定の切り替えにはPCの再起動が必要になるため、ACアダプターでの運用時は”AI Power Gear”が、おすすめだろう。

 AIを活用したもうひとつの機能となるAI Boostでは、”デフォルト”、”クリエイター”、”ターボ”、”ゲーミング”、”ミーティング”、”省電力静音”といったシーン別の6つのモードが用意されていた。

”AI Power Gear”に設定して、その実力を試した

シーン別の6つのモードがあるAI Boost。モードごとに、LEDイルミネーションの明るさも調節される

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