OSDは操作感にクセはなく、メニューも及第点
OSDの操作はボタン式で、独立した4ボタンがディスプレー下部に並んでいる。操作感にクセはなく、直感的に項目を選べる印象だ。
OSDのピクチャーモードは「画質調整」メニューから変更できる。プリセットは「スタンダード」「RTS」「FPS」「テキスト」「映画」「ゲーム」の6つを用意。
「スタンダード」を選択した場合は、明るさやコントラスト、シャープネスなどを1刻みで変更できる。同メニューからは暗部の視認性のみを調整する「Black Level」なども操作できる。
OSDの色設定メニューからは、「暖色」「寒色」「sRGB」「ユーザー設定」の4パターンで画面の色温度を調整できる。「暖色」「寒色」「sRGB」は項目を選択するだけのプリセットだが、「ユーザー設定」は赤・緑・青それぞれの色の値を0~100までの範囲、1刻みで変更できる。
「ブルーライト軽減」は色設定ではなく、「その他」メニューからアクセス。0~100まで25刻みの調整幅がある。ちなみに、ブルーライトは軽減するほど画面の青みが減り、黄ばんだ映像表示になってしまうので、25~50程度に抑えておくのが無難だろう。
KVM機能は工場出荷時の状態で「AUTO」に設定されているため、特に操作する必要はない。また、HDRモードはなぜか「リセット」タブに項目があるのでその点は注意したい。
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