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「からやま」の名物メニュー。これで1人前です!

からあげ20個!山のような「デカ盛り定食」挑戦しがいがあるぞ

2024年08月06日 17時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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山ほどからあげを食べたい

 ごきげんよう。誰しも一度は山ほどのからあげを心ゆくまで食べたいと願ったことがあるのではないだろうか。

 カリッジュワッなからあげを食べると、なぜこんなにも幸せな気分になれるのだろう。

 からあげラバーにお伝えしたい。からやまに行けば“山盛り”が食べられるぞ!

かつや系列のからあげ専門店「からやま」

都心部だと新橋に店舗があり、その他は郊外中心

 「からやま」は、店内飲食とテイクアウトを両立するからあげ専門店。

 運営元のエバーアクションはとんかつの「かつや」と母体が共通しているため、かつや系列のからあげ店とも言い換えられる。

 現在、東は北海道、西は高知まで全国で100店舗以上、都内では10店舗以上を出店している。ただし、郊外立地がメインのため、自宅の近くにないと見かける機会はあまりないかもしれない。

 ちなみに、看板を見ると「浅草」と屋号に添えてある。どうやら、かつて浅草にあった店舗を“総本店”と据えているようだ。しかし、現在は浅草に店舗がないので、狐につままれたような気分にもなる。

からあげ20個!「デカ盛り定食」

 そんなからやまでは、からあげ20個を盛り付けた「デカ盛り定食」を店内飲食メニューで提供している。

 からあげ(カリッともも)20個、ご飯、みそ汁付きで2189円。

「デカ盛り定食」

 実際の写真がこちら。

 圧倒的な存在感を放つからあげが段々と積み重なっていて、その様子はまるでピラミッド!

 からあげのひとつひとつがゴロッと大きくて、しかもきれいなキツネ色。その高さとまばゆいばかりの迫力に大興奮!!

からあげの下にキャベツが敷かれているけどほとんど見えない

 この山をどう制覇していくか。

 うれしいことに「極タレ」「甘辛タレ」と2種のタレが付いてきた。また、卓上のマヨネーズが利用できるので、2つのタレとマヨネーズで味変しながら食べ進められる。

極タレ(左)はごまたっぷりで焼肉のタレのよう。甘辛タレ(中央)は醤油系

 もちろんからあげ自体にも味が付いている。「デカ盛り定食」で提供される「カリッともも」は、秘伝の特製漬け込みダレで仕込むことで、ニンニクや生姜を使用せずに鶏の旨味を引き出したという。

 さらに卓上には、ファンにとってはお馴染みの「塩辛」が。からやまではご飯にあう塩辛がセルフで利用ができるのもポイントだ。

めちゃうまいけど20個の壁は高かった…

  ひと口食べて、幸せの絶頂に達した。外側はガリッと(カリッじゃなくて)クランチーな食感で、噛むとジュワッと肉汁がほとばしる。

ひとつひとつが大きい!

 衣だけではなくて肉自体にも味が染み込んでいて、とてもおいしい。からやまはボリューム系メニューや、ガパオ風からあげといった一風変わったメニューまで販売しているため、話題性重視にも見えるが、実際はからあげ自体の質がすこぶる良いと感じる。

 この「デカ盛り定食」も、量のインパクトにひるみはしたものの、からあげひとつひとつのおいしさ、時間が経ってもカリサクの衣、とろろ昆布が入った優しいみそ汁の味わいなど、いろいろな要素に助けられ、とても快く食べ進められた。

 ただし、20個という量は並大抵ではなかった。からやまのからあげは子供のゲンコツくらいの大きなサイズで、食べていくうちにボディブローのさながら、次第にお腹へ響いてくる。

 筆者は小学生の頃、「カレー10杯食べた」大食い自慢で某子供雑誌のバラエティページで紹介されたことがある。そのうぬぼれから、今でも「からあげ20個、楽勝でしょ」と思っていたのだが、現実は甘くなかった。

 結局7個程度食べて箸が止まってしまった。完食ならず……無念!!

今回は持ち帰ることに。またリベンジしたい!

 20個盛りは夢があるが、代謝量が落ちてきているデスクワーカーが挑戦するには少しハードルが高い。

 からやまの店舗では、ありがたいことに「食べきれなかったら持ち帰りできますよ」と声をかけてくれたので、甘えることにした。本当にすみません。パックに詰めてくれてありがとうございます。

 20個盛りを完食できるように胃袋を鍛えてからあらためて挑戦したい!

ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

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