普段、何気なく使っているドライバー。しかし、「このくらいのサイズ違いは大丈夫かな」とか、「多少斜めだけど平気だろう」などと油断していると、グニャっという感触と共に牙をむいてきます。そう、ネジの頭を潰しちゃうんですよね。
一度潰れてしまうと普通のドライバーでまわすのは難しく、頑張って押し付けながら祈る気持ちで外していくわけですが……成功率はあまり高くありません。
それでも、小型のネジならそこまで固く締め込まれていないことが多いので、わりと何とかなったりもしますが、大きなネジになると話は別。全くまわる気配がないのでドライバーでまわすのは諦め、プライヤーで直接頭をつかんでまわそうとしても滑るだけ。最悪、頭だけポロッと千切れてしまう……なんて未来も見えてきます。
また、頭が潰れていなくても、錆や塗装などでネジが固着してしまっていると、普通のドライバーでまわすのは難しいでしょう。そんな難ありのネジを外したいときに使える工具が、ベッセルの「ハズセル」です。
「ハズセル」は2タイプある
ハズセルのシリーズは、ボールグリップと差し替え用の専用ビットで構成されているドライバー。
ボールグリップは、叩くと12度回転するインパクタ機能を備えた「ハズセル ボールインパクタ」(実売価格1790円)と、叩いて使える貫通タイプの「ハズセル ボールグリップ貫通」(実売価格1320円)の2種類があります。ビットはプラス3サイズと、ヘックスが5サイズの合計8種類。
これらを借りることができましたので、どんな製品なのか、どうやって使うのかを紹介していきましょう。
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