パーツを組み合わせて直角に切る!
多くのパーツがあって、何をどう使えばいいのか分かりにくいですが、大雑把に2つに分類できます。
ひとつはノコギリを挟むガイドプレート。スペーサーを含めた3枚で構成されている部分で、ここにノコギリを通して切ることで、ブレずに真っ直ぐ切れるようにしてくれます。
もうひとつは、木材に押し当てて角度を固定するベースとなる部分。ベースプレートや角度ブラケット、ガイドホルダーなどで構成されています。これにガイドプレートを固定することで、直角や直線、45度のカットができるようになるわけです。
試しに、2×4材を直角に切る場合を想定して組み立ててみましょう。
直角に切るので、まずはベースプレートに角度ブラケットを固定。目印となる矢印を合わせながら、3か所ネジを止めます。なお、ベースプレートには、ソーガイドの移動や押さえに便利なツマミを装着しています。
さらにガイドホルダーを取り付けると、直角の台が完成。さらに、このガイドホルダーにガイドプレートを取り付ければ、直角用のソーガイドの完成です。
ただし、これはあくまでソーガイドを置いた面に対して直角というだけ。木材の側面に対して直角にするため、位置決めストッパーを底面に取り付けます。
この位置決めストッパーは手回しネジ1本での固定ですが、突起がガイド穴にハマるよう取り付けることで、正しい位置に納まります。
使い方は簡単。木材のカットしたい位置に印をつけ、そこに合わせてソーガイドを固定。ノコギリをガイドプレートの隙間に入れ、ソーガイドがズレないよう押さえながら切り進むだけです。
ただし、最初からノコギリを入れて印に合わせようとすると、木材を傷つけてしまう可能性があります。
こんな時はダミープレートの出番。これはノコギリの替わりにガイドプレートに挿し込む金属板で、これを入れて調整することで、木材を傷つけることなく位置合わせができます。
手で押さえて切るのではなく、クランプでしっかり固定して切りたい場合には、とくにダミープレートの利用がオススメです。
直線や45度カットも組み換えで対応可能
板などの大きな木材を真っ直ぐ切りたい場合は、位置決めストッパーではなく、並行スライダーの出番。
これはベースプレートの端に取り付けるて使うもの。定規などの真っ直ぐなものをガイドにすることで、長い直線を切れるようになるわけです。
左右45度に切りたいときは、ベースプレートと角度ブラケットの組み方を変更。「45」と刻印のある矢印に合わせ、ネジで固定します。
なお、45度の時は±1度の調整が可能となっているため、三角定規などを使って角度を確認しながら固定するのがいいでしょう。
ちなみに、傾斜45度でカットしたい場合は、角度ブラケットを180度ぐるりと回して固定です。
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