ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。子供の時、麺類が上手に食べられなくて、おそば屋さんに連れて行ってもらうと「親子丼」ばかり頼んでいました。玉子とおだしの優しい味わいが広がる親子丼は、今も好物のひとつです。
そんな親子丼が、お湯を注いで5分で食べられるようになりました。
こんなのあるんだ!お湯を注ぐだけの「親子丼」「回鍋肉丼」
セブン-イレブンではカップメシ「親子丼メシ」「回鍋肉丼メシ」を発売中です。メーカーは日清食品。6月18日頃から登場したようです。
「カレーメシ」「ぶっこみメシ」でおなじみの「日清のカップメシ」シリーズの商品です。内容量はいずれも110gで、価格も同じく375.84円。
お湯入れの即席ご飯で、「親子丼」や「回鍋肉」をモチーフにしたものって珍しいですよね。
発売からしばらく経っているため「すでに食べた」という人も多く、SNSではちょっとした話題になっています。
見た目はアレだけど「親子丼」の味を完全再現!
まずは「親子丼メシ」を食べてみます。
蓋を開けると、玉子スープのもとのような固形の具が入っています。
説明書きによると、お湯を入れる前に軽く本体を横に振ったほうがいいそうですよ。
ガイドラインまでお湯を注いで5分待ちます。
5分待ったら「特製つゆ」を加えてスプーンでよく混ぜる。これで出来上がり。簡単です。
気になる味はどうでしょう?
見た目は当然汁っぽく、溶き玉子が絡んでいて、おじやのようですが、食べてみると商品名そのまま「これ、親子丼だ!!」と感動。
かつおのおだしがしっかりきいた、やさしい味わいです。みりんがきいた甘い系の親子丼で、ひと口ごとにトロリと優しく身体に染みわたります。
本来の親子丼の、アタマの部分とも言える“鶏肉の玉子とじ”の食感こそありませんが、親子丼のつゆがご飯におりてきた時に、あの染み染みな味が広がります。
ひと言に“親子丼”と言っても、だしの風味や玉子のかたさがお店ごとに違い、いろいろなタイプがある中で、つゆが多めのトロトロ系の親子丼が好きな人にはグッとくる味ではないでしょうか。
私はまさに、つゆ多めの親子丼が好きなので、とても好感が持てました。親子丼を食べたくなるタイミングって、二日酔いの時など胃が弱っていることが多く、飲むように親子丼をかっこみたい願望があります。
この「親子丼メシ」は、つゆ多めですするようにいただけるので、心から「これアリ!」となりました。
いつでも親子丼を食べられるように、ストックしておいてもいいかも。
気どらない町中華で食べるような「回鍋肉丼メシ」
もうひとつの「回鍋肉丼メシ」も食べてみました。
こちらも本体を軽くに横に振ってから、お湯を注ぎます。
待つこと5分。特製オイルをかけてから、混ぜて仕上げます。
こちらは香りがとてもよいです。ニンニクやラー油のようなオイルの香ばしさが立った、中華料理の香りで食欲を掻き立てます。
キャベツや赤ピーマンの具材が見た目にも華やか。
さて、お味は?
なるほど、味噌系のコクのあってもまさに回鍋肉の味!!
しかも単品の「回鍋肉」ではなく「回鍋肉丼」なので、回鍋肉をご飯にわしゃっとのせて、タレの味が完全にご飯に移った、そんな時の味です。
もしくは、皿の上の残った回鍋肉のタレで残り飯かっこむようなイメージがわいてきました。いずれにしても、とてもそそられる味わいです。
特製オイルは“ピリ辛”と書かれていますが、そんなに辛みが強いわけではありません。香りづけ程度ですので、辛いものが苦手な人もご安心を。
キャベツや赤ピーマンなど、食感ある具材が多めに入っているため、ヘルシーに感じられるのもうれしいところ。
気さくな町中華で回鍋肉をおかずに飯をかっこみたい、そんな気分の時にぴったりです。「親子丼メシ」と比べて味が濃くて、立ち位置としては「親子丼メシ」が家庭の味の延長で、「回鍋肉丼メシ」は濃厚ヤミツキ系ご飯といったところでしょうか。
気になる人はセブン-イレブンへ
「親子丼メシ」「回鍋肉丼メシ」は、メーカーが日清食品であるものの、目撃情報はセブン-イレブンに限定されます。気になった人はセブン-イレブンで探してみてください。
価格は350円以上と、例えば、通常サイズのカップヌードルと比べると高値ですが、ご飯が入っているため食べ応えがあり、腹持ちもいい気がします。
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