OSDはボタンも含め若干クセがある
ちょっと変わっているのが、OSDメニューのピクチャーモード(プリセット)を選択する項目。ピクチャーモードは基本的に「ゲーム向け」とか「テキスト向け」とか、画面に映すコンテンツに合わせて明るさやコントラスト、シャープネスをいじってくれる機能だ。
しかし、JN-IPS215FHD-C-Nではこのプリセットメニューがなぜか「ECO」という項目名になっている。消費電力を低減するECOモードと一緒くたにされているのだ。
ちょっと変な扱いではあるが、プリセットは「スタンダード」「ゲーム」「省エネ」「テキスト」「FPS」「RTS」の合計6つ。プリセット自体は一般的なものなので、特に不都合は感じなかった。
なお、プリセットを適用した場合、明るさやコントラスト、シャープネスが変更できなくなる。つまり、こだわりたい場合は手動調整、特にこだわりがなければプリセットを選べばいいだろう。
OSDの操作ボタンは本体背面に搭載。電源のオン/オフが押し込みに割り当てられているため、一般的なディスプレーと同じ感覚で操作すると少し戸惑うかもしれない。
OSDメニュー全般に関してまとめると、コントロールボタンと電源ボタンの統合はともかく、メニューそのものの違和感は残る。しかしながら、「まあ、最安だしな」と思えば甘受できるストレスではある。
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