画質は及第点、AMD FreeSyncのサポートも
冒頭でも述べた通り、液晶パネルは視野角の広いIPSで、ノングレア(非光沢)タイプ。sRGB 95%カバーと色域の広さは及第点だ。最大輝度は250cd/m2と、一般的な室内環境では十分で、画面はまずまずキレイだ。
視野角は水平・垂直方向ともに178度を確保しており、正面以外の位置からパネルを見てもコントラストなど画質面での変化を感じにくい。狭額縁設計のおかげか没入感もそこそこある。
また、画面同期技術はAMD FreeSyncをサポート。ゲームのようなフレームレートが変化する環境で、画面のカクつき・チラつきを抑えられる。リフレッシュレートが高いモデルではないので、効果が実感しづらいが、使えることは覚えておきたい。
色味は各種メニューでわりと変更できる
OSDの色設定メニューからは、「暖色」「冷色」「ユーザー設定」の3パターンで画面の色温度を調整できる。「暖色」と「冷色」は選ぶだけのプリセットだが、「ユーザー設定」であれば赤・緑・青それぞれの色の値を0~100までの範囲、1刻みで変更できる。
また、ブルーライト低減機能である「LOW BLUE LIGHT」も色設定メニューにある。0~100まで25刻みの幅で調整できる。
なお、こうした機能を使ったことがある人であればわかると思うが、ブルーライトを低減するほど画面の青みが減り、赤っぽい映像表示になってしまう。
本機に関して言えば、ユーザー設定(RGBすべて50)の状態でブルーライトを低減した場合、筆者の印象で許容できるのは25~50程度まで。それ以上の設定ではかなり極端な画面の色味になってしまうので、あまりオススメしない。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう