JAPANNEXTの「JN-IPS215FHD-C-N」は、Amazon限定の21.5型フルHD液晶ディスプレーだ。視野角や色味に優れたIPSパネルに、昨今のトレンドを押さえたUSB Type-C入力対応モデル(給電は最大15W)ながら、その価格は1万1980円(2024年8月2日時点)と衝撃的である。
フルHDのIPSモデルだと、近年は1万円台前半の安価な製品が増えてきた。しかし、USB Type-Cを備える機種としては、確認できる限り最安の選択肢となる。手頃な価格の製品には定評があるJAPANNEXTだが、その中でも破格と言っていいモデルだろう。
しかし、それだけ安価だと、「どこか致命的な弱点があるのでは?」と疑う人がいてもおかしくない。筆者だってもちろん気になる。ということで、本稿ではJAPANNEXTから貸与された製品サンプルを用い、外観や特徴、気になる機能などをチェックする。
狭額縁設計で際立つコンパクトさ
本体サイズはおよそ492(W)×152(D)×378(H)mm(スタンドを含む)とかなりコンパクトだ。パネル自体も21.5型ともともと小さめだが、狭額縁設計もその省スペース性にひと役買っている。
本体重量は約2.4kgと軽量で、VESAマウント(75×75mm)をサポートしている。ゆえに、ディスプレーアームと併用すれば、非常に取り回しのいい作業環境が構築できそうだ。
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