コロプラのグループ会社であるBrilliantcryptoは6月5日、PC向けの宝石を採掘するブロックチェーンゲーム『Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)』の発表会&体験会を開催。ここでは、その模様を、ゲームの体験レポートとともにお届けしよう。
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本作は、NFTの宝石を採掘してお金を稼げるゲーム。遊びながらお金を稼げる(かもしれない)国内初のプロジェクトとあって、リリース前から話題のタイトルだ。本作は本日2024年6月17日からサービス開始となる。
発表会&体験会には、コロプラ兼Brilliantcryptoの代表取締役会長である馬場功淳氏が登壇。集まった報道機関に向けて本作についての詳細を紹介した。
馬場氏によると、『Brilliantcrypto』は一般的なゲームではなく「梱包材のプチプチ(エアキャップ)を潰し続けるようなゲーム」と言う。ものすごく面白いわけではないが、ついつい続けてしまうようなコンテンツを目指して開発したそうだ。
実際にプレイするとわかるが、馬場氏の言う通りつるはしを使ってひたすら掘り続けるだけのゲームだ。マウスを押しっぱなしにするだけでつるはしを振り続けるので、テレビやYouTubeを見ながらでも気軽に遊べる。
そして、鉱山を掘り進めていくと宝石が見つかる。宝石はさまざまなパラメーターが設定されていて、それらの値で品質が決まるようだ。宝石の種類も多数用意されていて、何を掘れるかは運次第。今後、宝石をカッティングしてジュエリーに加工できる機能が実装される予定とのこと。
大手ゲームメーカーが開発したお金を稼げるゲーム
本作の注目点は、ゲームの内容ではなくブロックチェーンを使ったコンテンツという点。「遊びながら稼げる」とか「デジタル宝石」などと聞くと眉をひそめる読者も多いだろうが、開発元は大手ゲームメーカーのコロプラなので安心して遊べる。
実際にコロプラは『Brilliantcrypto』の開発に長い時間をかけてきたそうだ。金融庁や関係機関と何度も打ちあわせをし、すべての法律をクリアーし、やっと2024年6月17日にPC版をリリースした。
発表会には、馬場氏とともに本作の開発に携わったコインチェック 副社長執行役員である井坂友之氏も登場し、トークセッションを行った。内容は暗号資産市場の現状と未来について。
両氏はビットコインの価格が上下しながらも順調に上がり続けている状況や、日本国内でのWeb3成長戦略の紹介を行い、『Brilliantcrypto』をこのタイミングでリリースする意味を紹介した。
この狙いは見事に的中し、コインチェックが5月27日に「BRIL(ブリリアンクリプトトークン)」を上場させると、わずか13分で目標金額の15億1200万円の資金調達を達成したそうだ。暗号資産市場で『Brilliantcrypto』が注目されている証拠を示した。
2024年6月17日にPC版がリリースされた『Brilliantcrypto』は、今後モバイル版のリリースや世界各地域でのトークン上場を予定している。『Brilliantcrypto』が今後どのように成長していくか要注目だ。
【ゲーム情報】
タイトル:Brilliantcrypto
ジャンル:ブロックチェーンゲーム
配信:Brilliantcrypto
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2024年6月17日)
※モバイル版もリリース予定。
価格:ゲーム内課金制
© Brilliantcrypto, Inc.
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