ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。みなさん、レバニラ炒めはお好きですか?
“レバニラ”か“ニラレバ”か、どちらが正しいかは諸説ありますが(昭和の某人気アニメの影響でレバニラが定着したという説もあります)、レバーとニラをあわせたご飯に合うスタミナ炒めは、幅広い世代に親しまれる国民的なメニューといって過言ではないでしょう。
ところが、最近、このレバニラ炒めを食べる機会が減ったなと感じていました。気さくな町の中華料理屋さんや食堂が身のまわりで少なくなったからでしょうか?
ですので、このメニューに心が躍りました!
親子丼のなか卯に初登場「レバニラ親子丼」
丼ものや定食を販売する「なか卯」が、「レバニラ親子丼」を6月5日より販売開始。価格は並580円です。
なか卯といえば親子丼が看板メニューのひとつ。その親子丼にレバニラを組み合わせたんですね。
親子丼とレバニラ……。味の組み合わせはなくはなさそうだけど、わざわざその2つをくっつけるの!? と地味に驚きがあります。
ちなみに使用するのは鶏レバー。なか卯では鶏レバーを使うのは初めてなんだとか。
気になる味は、ピリ辛仕立て
こちらが実際に注文した「レバニラ親子丼(並)」です。
親子丼にニラが加わっていて、ところどころ緑が鮮やか。また、全体的にいつもの親子丼より赤みがかっています。
実は、ちょっと辛い味付けになっているようです。親子丼に単純にレバーとニラを合わせただけではなく、ラー油やニンニクを使用した“特製ピリ辛たれ”が味のポイントなんだとか。
口に含むと、アツアツトロ~。なか卯の親子丼の、玉子のふわとろした優しい食感はそのままに、ピリッとした辛さや、ニラのそそる香味がきいています。
レバーはしっとり柔らか。ポスターの画像には「ぷり!」と書かれていますが、私が食べた感じだと、弾力というよりホロリとほぐれる食感を楽しむ感じでした。クサミは感じず、タレが染みているので、とても食べやすいです。
また、レバーが入っているからといって、親子丼の鶏肉がなくなったわけではありません。ちゃんと、ムチッとした大切りカットの鶏肉が入っています。
風味を足すのであれば、卓上にある山椒がオススメです。清涼感ある香りが、親子丼にレバニラが加わった濃厚な味のアクセントになります。
鶏肉とレバーの両方を食べられてお得感ある
レバニラ親子丼、ごちそうさまでした。食べる前は「レバニラの玉子とじに近いのかな?」と想像していましたが、親子丼のだしの味わいも存分に楽しめて、親子丼の中にレバニラがうまい具合に納まっているような感じ。「超斬新!」とか「他では味わえない!」とか驚きこそないのですが、違和感ない味わいで、次回も気負わず注文したいなと思いました。
一番大きなポイントは、ちょい辛な味付け。いつものなか卯の親子丼は、おだしの味で甘みが強いので、もうちょっと引き締まった味が好きな人にはオススメできそう。私は辛めの味付けが好きで、なか卯の親子丼には七味唐辛子をたっぷり振ってしまうので、レバニラ親子丼の辛さはちょうどよかったです。
また、レバーだけではなく親子丼の鶏肉も入っていて、ダブルで楽しめるので、なんとなくお得感があります。栄養価が高いイメージがあるレバー。冒頭に書いたように、私は最近、レバニラもそうだしレバーもあまり食べていなかったので、久しぶりに食べられて嬉しい!
ちなみに、レバニラ親子丼に「季節の具だくさんみそ汁+京風つけもの」のセット(180円)をつけたのですが、みそ汁の具にタケノコが入っていました。季節のみそ汁とだけあって、今の時期らしい具ですよね。チェーンでタケノコのみそ汁が出てくることってめったにないと思うので、これにもほっこりさせられましたよ!
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