デザイン優秀でおサイフ対応の「Nothing Phone(2a)」が5万円以下なのは間違いなく買い!
Nothing Technologyの「Nothing Phone(2a)」を使ってみました。このNothing Phone(2a)は、2023年7月に発売された「Nothing Phone(2)」の廉価版という位置付けです。ですが、Nothing Phoneの象徴とも言える“光る背面パネル”は健在。
ハードウェアのスペックをさほど落とさず、快適な使い勝手も維持しているとのこと。さらに、日本向けモデルはFeliCaを搭載したことでも注目を集めています。
価格は8GB+128GBモデルが4万9800円。Nothing公式ストアのみが取り扱う12GB+256GBモデルは5万5800円です。上位モデルのNothing Phone(2)(8GB+128GBモデルが7万9800円、12GB+256GBモデルが9万9800円)よりもかなり安いので、気になっている人は少なくないでしょう。
筆者はNothing Phone(2)を所有し、実際に使っています。今回、Nothing Phone(2a)を使って感じた差分を含めて、Nothing Phone(2a)をレビューします。
上位モデルとは異なる新しいデザインを採用
ディスプレーは6.7型の有機EL。Nothing Phone(2)と同じ画面サイズで、本体の大きさも同等。厳密には、Nothing Phone(2a)のほうが縦に長く、横幅がわずかに細くなり、11.2gほど軽くなっています。四方の丸みが強くなったので、全体的に柔らかくカジュアルな印象を受けます。
大きく変更されたのは背面。従来モデルと同様に内部が透けて見える意匠ですが、カメラの搭載位置が変わり、スケルトンのデザインも変更。Nothing Phone(2)は、背面パネルの全体にわたってLEDが搭載されていましたが、Nothing Phone(2a)ではLEDが光るのは、カメラ周辺の3ヵ所のみ。Nothing Phone(2)を使っている筆者には物足りなく感じたのが本音です。
しかし、電話をよく使う人を除けば、背面のライトを点滅させる機会って、そんなにないんですよね。LEDが減ったことは、実際の使用感としては、さほどデメリットにはならないでしょう。
背面パネルの光り方は好みにカスタマイズ可能
背面のライトは「Glyph Interface」と呼び、ユーザーがカスタマイズできることが利点。着信音によって点滅パターンが異なり、連絡先によって着信音を変えることができます。
購入したらぜひ試してほしいのが、オリジナルの着信音を作る機能。「Glyphコンポーザー」というアプリをインストールすると、好みの音源を選んで、画面をタップして、最長10秒の着信音を作成できます。LEDは音に合わせて点灯するので、光り方を確認しながら作成できます。
なお、筆者のように電話をほとんど使わない場合でも、撮影時の補助ライトとして使える「Glyphライト」、時間の経過がひと目でわかる「Glyphタイマー」といった機能があるので、LEDは便利に活用できます。
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